株式会社ガイアックス(本社:東京都千代田区、代表執行役社長:上田祐司、証券コード:3775、以下ガイアックス)は、総務省が主催するICT技術課題への挑戦者発掘プロジェクト「異能vation」において、「異能vationネットワーク拠点」に選出されたことをお知らせします。また、当社設立のBlockchain Biz Communityよりサポートを受ける金澤公彦氏が「電子書籍のレビューによる書店向け収益化サービス」のアイデアで、破壊的な挑戦部門ゼロワンチャレンジの挑戦者に選出されました。
ガイアックスは、スタートアップスタジオやBlockchain Biz Communityなど、人材育成プロジェクトにおいて、才能を持った人の発掘そして育成に引き続き力を入れていきます。
起業家輩出企業ガイアックスの動きをさらに加速。さらなる人材の輩出を目指して
ガイアックスは、新卒社員の退職者のうち約6割が起業する起業家輩出企業です。AppBank社代表の村井氏、ピクスタ社代表の小俣氏、フォトシンス社代表の川瀬氏、Tokyo Otaku Mode社代表 小高氏、LITALICO社代表 長谷川氏、TRUSTDOCK社代表 千葉氏といった面々もガイアックス出身です。イノベーションを生み出す人びとは、異能とも言える他の人とは違った感性を持ち、自身のビジネスを信じ、自分で考え行動し、成功を手にしていきました。
現在も、起業家人材の輩出を目指し、私立ドルトン東京学園中等部や東京都立千早高校での起業ラボ、FutureProofなどの起業イベントを開催しています。また、2020年5月に設立したBlockchain Biz Communityでは、ブロックチェーンの学びの場を提供し、新たな取り組みに挑戦できる環境を作ってきました。
異能vationネットワーク拠点に選出された今、これまでの取り組みをさらに推し進め、優秀な異能な人材を発掘し育てる活動を総務省や他の異能ネットワーク拠点と連携しながらおこなっていきます。
破壊的な挑戦部門で受賞した金澤氏はBlockchain Biz Communityから輩出
金澤氏が提案する「電子書籍のレビューによる書店向け収益化サービス」は、ブロックチェーンを使って電子書籍へのレビューを価値化し、全く新しい電子書籍の形や、ビジネスモデル、生態系を生み出し「書籍」の概念を一新するアイデアです。Blockchain Biz Communityは、スタートアップにブロックチェーンを使いたい起業家、ブロックチェーンの技術を学びたいエンジニアがお互い切磋琢磨し学び合い、アウトプットを出していく場として2020年5月に当社が設立しました。金澤氏のアイデアは、コミュニティ内のアイデア出しイベントにより生まれ、コミュニティメンバーでブラッシュアップをおこない、異能vationに応募する運びとなりました。Blockchain Biz Communityは、今後もブロックチェーンの可能性を切り開き、異能な人の成長を促進していきます。
また、本年度のジェネレーションアワード部門には、当社から企業賞を提供し、「地方の学校と世界中の外部人材を繋ぐ、学校外部人材プラットフォーム”複業先生”」というアイデアを提案した金谷 智氏に贈呈しました。当社は異能を育てるだけでなく、シェアエコ・C2C領域での優秀なアイデアには、賞の贈呈という形での支援もおこなっていきます。
異能vation概要
異能vationは、総務省が平成26年度から始めている、破壊的イノベーションを生み出すためのプログラムです。情報通信技術分野において破壊的な地球規模の価値創造を生み出すために、大いなる可能性がある奇想天外でアンビシャスな技術課題への挑戦を支援しています。既存の常識にとらわれない独創的な「変わった事を考え、実行する人(通称「へんな人」)」の、「なにもないゼロのところから、イチを生む」失敗を恐れない果敢な挑戦を支援するとともに、そうした方々が交流し、異能と異能が掛け合わさることで、さらなる独創的な発想が生まれるような環境を提供しています。異能vationネットワーク拠点は、地域の異色多様な尖った方が、個性を尊重され、自ら学び、協力して活動する場つくりを行う取り組みです。異能vationネットワーク拠点はへんな人が伸びやかに活躍する苗代を広げることを目指し、異能vation事務局と一体となって活動していきます。
異能vationにおけるガイアックスの実績
2019年度の異能vationでは、ジェネレーションアワード部門にて当社出資祭でスタートアップスタジオで支援している「シェアグリ」が起業賞を受賞、お金を使わずに価値ある応援を贈れる「cheerfor」がノミネートされました。また、2019年度より協賛企業として、ジェネレーションアワード・グランドチャレンジに企業賞を提供しています。
ガイアックスについて:個人が主役の社会になることを信じ、振り切った施策を実行
ガイアックスは、「Empowering the people to connect ~人と人をつなげる」をミッションに、近年はソーシャルメディアの浸透によって生まれたシェアリングエコノミーに取り組んでいます。インターネットが発達することで、個々人での情報のやり取りがより一層容易になり、BtoB(会社対会社)の取引だけではなく、CtoC(個人対個人)の取引へのニーズが生まれています。
また、今後はCtoCの取引割合が増加していき、将来的にはCtoCの取引が主役になると予測しています。ガイアックスはCtoCの取引が主役になった将来においても、引き続き必要とされる会社組織とはどのようなものかを絶えず模索中です。そのため、個人や個人のミッションに重きをおいた各種施策を実施しています。
- 個人の大きな裁量、リモートワークの推進
- 個人ミッションに基づいたガイアックスからの卒業&起業と、それへの出資
- カーブアウトオプション制度(事業部の子会社化・第三者資本受け入れを含めた自由な資本政策)
- スタートアップスタジオ(プレシード期での出資、新規事業の立ち上げ、管理機能の提供)
過去にも、起業イベント「Future Proof」を2018年より過去10回以上実施しています。また、本年2月に開催した「Startup Studio Bootcamp 2020」では、133件の事業アイディアが生まれました。これらは、新規事業創出のノウハウを最大限に活かす可能性を秘めていると位置づけています。また、これからも社会起業家になりうる有望な若者に対し引き続き支援をおこなっていきます。
株式会社ガイアックス 会社概要
設立:1999年3月
代表執行役社長:上田 祐司
本社所在地:東京都千代田区平河町2-5-3 Nagatacho GRiD
事業内容:ソーシャルメディアサービス事業、シェアリングエコノミー事業、インキュベーション事業
URL: https://www.gaiax.co.jp/
本件に関するお問い合わせ先
株式会社ガイアックス 広報窓口:高野 TEL:03-6869-0018 MAIL: hiroshi.takano@gaiax.com