ガイアックスは、2014年に重大な決定をしました。
全事業部のリーダーやメンバーが自らの意志で事業を法人化できる制度、カーブアウトオプション制度の導入です。
オプションの活用により、事業部を運営するチームメンバーは株式の少なくとも3〜4割を所有できます。
さらに、議決権の所有や第三者からの資金調達はもちろん、報酬を配当か給与にするかの決定に至るまで、
事業に関するすべての意思決定を事業部で行うことも可能になります。
オプション導入後、事業のオーナーシップをより持てるようになり、各事業の経営スピードは格段に上がりました。
多くの事業が結果的にクローズとなる一方、事業へ充填される気合の量は増加。
数多くの事業が急成長し、数社が上場するにまで至りました。
想像してみてください。
ある事業部で働いているとして、その事業部が法人化して株式を所有したとしたら、あなたはどのような働き方をしますか?
ガイアックス経営陣の指示を鵜呑みにするのではなく、「もしもその方針に従って株の価値が下がったら、
どう責任を取ってくれるのですか?」と返すのではないでしょうか?
自然な状態にいる時、人の可能性は最も引き出されます。
ガイアックスにおいて、転職や副業と同様に、事業部の法人化も個人が持つ自然な権利です。
だからこそ、いつかあなたが事業をカーブアウトするかもしれないと覚悟して、私たちはお付き合いをします。
お互いが覚悟を持って対峙する環境でこそ、自主自立の精神は培われ、人の可能性は最大限に発揮されるのです。
カーブアウトした企業
カーブアウトした企業の事例
CASE STUDY
アディッシュ株式会社
2007年、ガイアックスにて、コミュニティパトロール、また、学校裏サイト・ネットいじめ対策「スクールガーディアン」、2010年、ソーシャルアプリサポートを提供開始。2014年、カーブアウトし、2018年外部資金調達を実施。2020年3月、東証マザーズに上場。
なお、当時ガイアックスの新卒入社で卒業生の江戸浩樹氏(代表取締役)、杉之原明子、松田光希氏の3名が取締役を務めている。
CASE STUDY
株式会社TRUSTDOCK
2016年、ガイアックス技術開発事業部にて、ブロックチェーン技術を用いたデジタルID研究開発を開始し、翌年事業化。2018年、カーブアウトし、500 Startups Japanらから外部資金調達を実施。2013年、グロービス・キャピタル・パートナーズ、STRIVEら13億円の資金調達を実施。なお、千葉孝浩CEO(ガイアックス中途入社)肥後彰秀取締役(ガイアックス新卒入社)菊池梓取締役COO(ガイアックス新卒入社)荘野和也CTO(ガイアックス新卒入社)はじめ多数の卒業生が活躍している。
起業・投資支援を受けたファウンダーの声
カーブアウトした経営者のインタビュー動画
やりたいことがなかった私が上場企業の女性役員になるまでの物語
アディッシュ取締役 杉之原明子
27歳にして上場ITベンチャー企業の取締役になった人の物語
アディッシュ取締役 松田光希
東大研究者の道を捨てベンチャー入社し、上場企業社長になった物語
アディッシュ代表取締役 江戸浩樹
漫画家志望からベンチャーに転職し、社長になった人の物語
TRUSTDOCK代表取締役 千葉孝浩