この記事では、ガイアックスのスタートアップスタジオの仕組みや特徴をご紹介!
また、スタジオのメンバーの雰囲気がわかる動画もあわせて公開しています。
ガイアックスは、その組織自体がスタートアップスタジオとして機能しています。起業を企てる起業家やその候補者が入社や投資を受けるために集まっており、これまでに上場企業3社を含め、多くの起業家を輩出しています。
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Gaiax スタートアップスタジオについて
スタートアップスタジオとは、新しい事業が連続的に立ち上がってくるための支援の枠組みです。まるで映画スタジオのように、起業家に加えて、財務や技術やデザインなどのプロフェッショナルが集い、多くのプロジェクトを同時に多発的に立ち上げていく新しいタイプの組織のことを指します。
スタジオ内には経営のプロフェッショナル、プロダクト開発を担うエンジニア、PRや売り方の専門家マーケターなど、新規事業を立ち上げる際のノウハウが詰まっています。
そのノウハウを共有されて実際に事業を走らせるのが外部からの起業家です。スタジオには事業立ち上げ経験者が揃っているので、事業に合った適切な問題解決方法やスケール方法を実践し、成功確率を上げていくことができます。
スタートアップスタジオの狙いと仕組みについて、より詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
≫スタートアップスタジオとは?新しい起業スタイルを可能にするその仕組みを解説
Gaiax スタートアップスタジオの特徴
ガイアックススタートアップスタジオでは、超シード期からの支援を行っています。まだ事業プランが定まっていなくても、有給インターンをしながら、事業アイデア探し〜初期検証を行うこともできます。
また、若手のサポートに注力しており、ファウンダーの8割が現役学生〜新卒3年目。最初はみんなゼロからのスタートですが、百戦錬磨のメンバーが仮説検証の仕方からスケール化までサポートしてくれます。
また、年間を通してピッチイベントやビジネスコンテスト、起業に向けたワークショップを開催しており、起業したい方のきっかけ作りにも取り組んでいます。
起業家になるために
起業セミナーやイベントに参加すると、同じ意欲をもったコミュニティーに参加することができるので、考え方やマインド、行動がより起業志向になります。
すでに事業検証をしている人もいれば、これからアイデアをだしていくフェーズの人も参加しているので様々な人の考え方を参考にするこも可能です。
そして自分の持っているビジネスアイデアを共有して第三者の目線からレビューを受けることができ、本当に価値があるアイデアなのか見つめなおすことに繋がるでしょう。
起業ゼミの取り組み
その他にもガイアックススタートアップスタジオでは、中高生を対象とした「起業ゼミ」を実施しています。大学生の間では起業という選択肢が広まってきていますが、ガイアックスではもっと若い段階でアプリーチする必要があると考えており、その考えが起業ゼミにつながっています。
起業ゼミでは、スタートアップスタジオメンバーがスタートアップを創出するために必要なステップをレクチャーし、生徒は実際に事業アイデアを考え仮説検証を行います。そしてプログラム最終日には各生徒がピッチを行い、将来性のあるビジネスアイデアにガイアックスから出資判断を行います。
スタートアップスタジオとして中高生でも起業ができる環境を整えているガイアックスが実施するからこそ、より実践的なプログラムを提供できると考えています。
起業ゼミはドルトン学園での取り組みから始まり、これまでに都立千早高校、島根県立隠岐島前高校、山形県立米沢東高校といった学校とコラボレーションをしてゼミを実施しています。そしてドルトン学園で実施した起業ゼミでは、中学生の堀内くんという方が200万円の起業賞を獲得し、現在も一緒に事業の立ち上げを行なっています。
Gaiax スタートアップスタジオを使うメリット
スタートアップの支援という面では、これまではベンチャーキャピタル(VC)に焦点が当たってきました。VCは、スタートアップの将来性を読み取り、その成長を助けるために資金面で支援することを主眼にしていることが多く、いわゆる「アーリー期」以降のスタートアップが支援の対象になることが多いです。
一方で、スタートアップスタジオの働きの要素は大きく分けると以下の3点に分類することができます。
- 人的資本
- 経営構造
- 資金調達
VCは必要な物を提供する「外部支援」を行うのに対し、スタートアップスタジオは一緒に事業をつくりあげる「内部支援」を行います。
ガイアックススタートアップスタジオでは、出資だけでなく、事業開発・エンジニアリング・バックオフィスの支援も行っています。そのため、初めての起業でも、数十回の経験を経てきたスタートアップスタジオメンバーのノウハウの元、事業活動に取り組むことができます。
- 事業開発:定期レビューやZoom・Slackを通じた事業推進のアドバイス、事業推進上で必要な各種コンタクト先の紹介など
- エンジニアリング:開発アドバイザー支援、MVP(ベータ・試作版)開発、プロダクト開発の実務、プロダクトオーナー派遣など
- バックオフィス関連:経理、財務、労務、法務の実務、採用・広報におけるアドバイス、Gaiaxのシェアオフィスの利用など
ガイアックスのサポートを受けることで、Webサイト作成やSEO(検索エンジン最適化)対策、広告運用、MA(マーケティング・オートメーション)運用などの社内リソースを使うこともできます。
また、ガイアックスでは申請した事業チームに対して、事業部を子会社化できる「カーブアウトオプション制度」を導入しています。カーブアウトとは、社内の事業部を会社から切り出し、社外の別組織として独立させることを指します。
切り出された事業は「ベンチャー企業」として独立し、上場を目指します。また、独立の会社となるため、外部資本の受け入れを行うこともできます。
≫ カーブアウトの意味とは?ガイアックスから独立した5会社の実例も紹介
ガイアックスでは、どのような事業であっても、その事業運営チームはカーブアウトして自ら個人で株を取得する権利を持っています。これまでも、AppBank社、アディッシュ社と2社がカーブアウト後に上場にまで至っており、その2社に続くようにカーブアウトしている事業群が数多くあります。
ガイアックススタートアップスタジオが開催する「STARTUP CAFE」では、これまでに様々な起業家を見てきた経験豊富なメンバーに壁打ち相手になってもらい、事業について相談することができます。「アイディアはあるが何をしたらいいかわからない」「まだアイディアはないが、起業に興味がある」という方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか?
Gaiax スタートアップスタジオのメンバー紹介
ここでは、ガイアックススタートアップスタジオのメンバーをご紹介していきます。
スタジオのメンバーは、経験してきたことやスキルも様々です。それぞれが得意分野を持っており、それを活かして各新規事業のサポートや起業家への貢献をしています。
メンバーやチームの雰囲気がより伝わると思いますので、ぜひ動画も合わせてご覧ください!
廣渡 裕介
DAO事業部 事業責任者
株式会社ガイアックスにて2022年にDAOに特化した事業部を創出し、シェアハウスDAOの組成を切り口にこれまで約30件のDAO組成運営支援を実施。現在は企業や自治体のDAOのコンサルティングサービスを展開中。
スタジオでの業務内容:起業家支援、人事戦略の立案、スタートアップスタジオの発信など。
メッセージ:「こういうビジネスをやってみたいが、自分一人では足りないものが多すぎる」というお悩みをお持ちの方は、ぜひお気軽にスタートアップスタジオにお問い合わせください。
≫ 廣渡さんの使命ブログはこちら「日本一のスタートアップスタジオ=ガイアックス」
峯 荒夢
開発部責任者・Chief web3 officer
株式会社ガイアックス web3事業本部責任者 兼 一般社団法人日本ブロックチェーン協会理事。2015年よりブロックチェーンの研究開発を開始。情報サイトBlockchain Bizを運営し、ブロックチェーンに関わる3冊の書籍の出版に携わる。鳥取県智頭町・静岡県松崎町らとの「美しい村DAO」のシステム開発や、早稲田大学・芝浦工業大学などと連携し、スマートシティーへ向けたLiDARネットワークの開発も行う。ブロックチェーンの国際標準を策定するISO / TC307国内審議委員会委員も務める。
スタジオでの業務内容:ブロックチェーンを使ったスタートアップを次々と生み出すべく、エンジニアリングを通してモノづくりを行う。
メッセージ:「日本ブロックチェーン協会の理事になったので、相談がある方はどんどん来てください!」
≫ 峯さんの使命ブログはこちら「ブロックチェーンがもたらす新しい社会のあり方を見据える。」
富士 茜音
Otell事業責任者
20卒ガイアックス入社。現在は仕事環境が整ったワーケーションにぴったりのホテル予約サイト『Otell(オーテル)』の事業責任者。ガイアックス代表の上田が解説するYouTube「経営カレッジ」に出演。大学在学中は、インドでボランティア活動や学生団体にて日本人学生向けに海外インターンシップを企画/運営などをしていた。
スタジオでの業務内容:ワーケーションに特化したサイト「Otell」事業責任者、中高生に向けての起業家教育、YouTube「経営カレッジ」の配信などに取り組む。
メッセージ:「サービスの立ち上げに関するご相談や質問など、お待ちしています!」
≫ 富士さんの使命ブログ「もっと“生きている状態”で働きたい」
スタジオでの業務内容:起業家候補生が検証している建設領域についての調査。
メッセージ:「物流と建設領域についてのご相談は僕にお任せください!」
スタジオでの業務内容:全国の中高生を対象に、スタートアップと起業を体系的に教えるプログラム“起業ゼミ”の運営をしている。
メッセージ:「作りたいプロダクトはあるけど、どうやって事業検証したらいいかわからない・課題をどうやって見つけたらいいかわからない、という方はお気軽にお声をおかけください!」
スタジオでの業務内容:Otellで広報を担当。
メッセージ:「高校生や大学生の方は年齢も近いので、いつでも相談しに来てください!」
スタジオでの業務内容:Otellでノーコードツールを使った開発を担当。
メッセージ:「地域活性化やライフスタイルのデザインの活動もしていますので、その分野の質問も歓迎です!」
佐々木 喜徳
執行役・スタートアップ事業部責任者
組み込み系ベンチャーやC向けインターネット関連業務の経験を活かし、フリーランスエンジニアとして独立。 その後、フィールドエンジニアリング会社の役員経て2007年にガイアックスに参画。スタートアップスタジオ責任者として起業家への事業開発支援や投資判断を担当。スタートアップスタジオ協会を立ち上げ、スタートアップ挑戦者の裾野を広げる社会活動に取り組んでいる。
スタジオでの業務内容:スタートアップスタジオ責任者として起業家への壁打ちや投資判断を担当。また兼任して技術本部長として、ガイアックスで生まれるスタートアップの技術支援や組織のエンジニアリングの戦略に取り組んでいる。
メッセージ:「私たちは、様々な社会課題を新しい切り口で、ユニークな事業アイディアで解決していく人を探しています。アイディアのある方は、ぜひお気軽にご相談ください!」
≫ 佐々木さんの使命ブログ「ガイアックスほど、先が読めない会社はない」
Gaiax スタートアップスタジオで一緒に働きたい仲間を募集しています
ガイアックススタートアップスタジオでは、「人と人をつなげて社会課題を解決するための事業」を作るために起業を考えている人に、投資とサポートを行っています。経理・労務などのバックオフィスからプロダクト開発の支援、事業責任者のメンタリングなど、投資するだけでなく、並走しつつ新しい事業を生み出します。
スタートアップスタジオに出資してもらいたい方や起業について相談したい方はスタートアップカフェへ