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リモートインターンの上手な活用方法!将来に活かすコツを解説

最終更新: 2023年11月10日

 

コロナ禍の影響もあり、リモートでインターンができる企業が増加しました。一方で、リモートでの勤務ならではの「落とし穴」もあります。この記事では、大学生がインターン通して成長し、就職や将来の事業立ち上げに繋げていくために知っておきたいポイントについて、岐阜に地方移住し、リモートワークで仕事をしているガイアックスの廣山が解説していきます。

リモートインターンの上手な活用方法!将来に活かすコツを解説

リモートインターンはどんな仕事があるか

はじめに、リモート可能なインターンでは、どんな仕事があるかをみていきましょう。

リモート可能なインターンで募集される職種

リモートで経験できるインターンの種類ですが、IT系・非IT系に限らず、商談や社内外の会議の議事録作成、各種資料の作成、カスタマーサポートなどがあります。

WEB集客に力を入れている会社であれば、広告配信やライティング、SNS発信の仕事もあるでしょう。また、コンサルティングが商材であれば、オンラインでコンサルティングを提供することもあります。その他に、エンジニアもリモートで勤務ができる代表例と言えるでしょう。

ガイアックスのインターン(リモート可)で募集されているポジション

IT企業であるガイアックスを例にすると、エンジニアはもちろんのこと、デザイナー、セールス、スタートアップ投資、マーケティング担当などでリモート可能なインターンの求人がありました。
» Gaiax インターン募集

どのポジションを経験するにせよ、集客からサービスを提供するというシステムの一部を経験することができるので、就職後の仕事にも役立つはずです。

大学生はアルバイトよりもインターンをすべき

大学生だと、生活費の観点からアルバイトを検討している方も多いでしょう。この記事を書いている廣山も、学生時代はコンビニやテニススクール、研究室などでアルバイトをしました。しかし、就活や就職してからのことを考えると、もっとインターンをすべきだったと後悔しています。ここでは、その理由について解説していきます。

アルバイトだと就職後に役立つ度合いが弱い

アルバイトだと、「完全仕組み化された、作業の一つ」しか経験できず、インターンと比べて就職後に役立つ度合いが弱いと考えています。会社側としても、アルバイトに責任のある仕事を任せるケースは少ないため、「仕組みを作る側」の経験はしづらいです。

アルバイトで接客はできても、事業の立ち上げやマーケティングに関わることはほとんどないでしょう。

一方で、インターンの場合はどうでしょうか。

特にベンチャー企業でのインターンでは、仕組みが整う前の事業の仕組み化を経験できる会社もあります。こういった環境では、カオスな労働環境になることもありつつも、営業やマーケティング、プログラミングなど、社員さながらの仕事を任せてもらえることも多く、就職後の仕事で役に立つ能力や専門性が磨かれる場合があります。

インターンで事業の現場経験を積むことで即戦力として活躍できる可能性も高まるため、就活においても違いが出てくるでしょう。

有給インターンもある

ベンチャー企業のインターンでは、「職場体験」のような位置づけではなく、実際に主要メンバーとして現場で働くことになります。

その場合、時給や月給という形で報酬があったり、アウトプットに応じて報酬を交渉できる職場もあります。リモートで働けて、現場経験を積むこともでき、報酬も出る。アルバイトするよりもおすすめです。

リモートワークのメリット・デメリットとは?フルリモートを導入するガイアックスの場合を解説します

リモートインターンのメリット

リモートでインターンをすることで、実際にどのようなメリットがあるのでしょうか。自分自身の体験を元に、まとめてみました。

大学の予定と合わせやすい

リモートのインターンでは移動を伴わないため、時間のロスが少ないです。そのため、「空きコマに作業時間を入れる」ということもでき、大学生活との両立がしやすくなります。

地方の人でも都市部の企業で働ける

これまでは、地方に住む学生が都市部の企業でインターンをしようとすると、長期休暇や休学制度を利用する場合も多かったと思います。

しかし、リモートのインターンではオンラインチャットツールSlackやオンラインミーティングツールZoomなどでコミュニケーションをとるため、地方に住む方でも問題なくコミュニケーションをとることができます。

ガイアックスでも、福岡に移住したメンバーや就職してからもずっと広島で働くメンバー、オランダに移住した事業部長など、フルリモートで働くユニークなメンバーが多く働いています。
» やっと見つけた理想の環境。オランダに移住します。

将来的になりたい仕事が見つかるかもしれない

これはリモートに限ったことではありませんが、インターンを通して、「自分もこんな仕事がしたい!」と思う仕事が見つかるかもしれません。

会社という組織では、多くの人たちが協力し合うことで歯車を回しています。一人では集客、サービス提供、経理処理など、全ての業務を行うことは限界があります。

実際に組織の内側に入ってみると、外側から見えている部分だけではなく、陰でどんな価値提供をしている人がいるのかも見えてきます。企業の業務を内側から体験することで、「自分はこのスキルで食べていきたい!」と思える仕事が見つかったり、実際のスキルを身につけることもできます。

どういう人が会社で活躍しているかがわかる

インターンを通して様々な職種を知ることができるだけでなく、仕事で成果を出したり活躍している人が、どういう姿勢で仕事に取り組んでいるのかを見ることもできます。

ガイアックスの場合だと、若手でも活躍している人が多いです。入社1年目で新規事業の事業責任者を務める人がゴロゴロいたり、25,6歳で投資先の会社の経営陣になっていたり。事業部をカーブアウトとして独立した会社にし、上場させた人たちもいます。ガイアックスの中で一緒に働くことで、活躍している人たちが他の人と何が違うのか、どうしたら次に続けるのかが見えてきます。

新型コロナウィルス感染のリスクを抑えられる

あとは、大勢の人たちが利用する電車やバスなどでの移動がないため、新型コロナウィルスの感染リスクを抑えることができます。

リモートインターンの上手な活用方法!将来に活かすコツを解説

リモートインターンのデメリット

ここまでは、リモートインターンをやることで得られる良い面を紹介しました。ただ、実際にリモートワークを1年以上経験してみると、良い面ばかりではないことがわかってきました。ここでは、リモートインターンのデメリットについて触れていきます。

スキルがないと仕事しづらい

1つは「スキル」に関してです。「会社に教えてもらう」というスタンスでは置いていかれやすく、「足りないものは独学で勉強する」という姿勢の方がうまくいきやすいです。

この記事を書く廣山も、WEBマーケティング担当者として、アクセス分析や広告運用のディレクション、ブログの検索対策(SEO)、YouTubeやTwitterといったSNS運用、新規事業の立案などをしているのですが、これらは基本全て独学です。

自分でメディア運用をするなどして習得してきました。仕事のやり方を手取り足取り教えてもらいたい場合には、オフラインの方が丁寧なケアが受けられるかもしれません。

企業の先輩と雑談をする機会が少ない

出社しているのであれば、仕事の後に一緒にご飯に行くこともできますが、リモート勤務だと難しいです。新型コロナウィルスの影響もあり、緊急事態宣言下は仕方ないですが、緊急事態宣言が解除されても他県在住だと食事やオフィスでの雑談は難しくなるでしょう。対策としては、別のコミュニティに参加してみたり、自分から雑談タイムを作っていくなどの工夫が必要になります。

「作業者」になりやすい

また、リモートワークは「作業者になりやすい」という弱点があります。これは自分自身がリモートで1年以上働いたからこそ気づきました。特にスキルのある人は、スキルを活かした作業を受け持つことが多く、膨大な作業を任されると意思決定やディレクションなどの力を伸ばす機会を失いやすいです。すると、仕事のスタンスも、「結果」よりも「作業」に対して責任を持つようになります。

将来的に事業部長や経営者になることを目指すという観点でいうと、「どういう成果が出たのか?」という「結果」に対して責任を取らなければいけません。これは事業を作っていくメンバーとしての視点なので、インターン生はそこまで意識する必要はないともいえますが、そこまで見据えているインターン生になれたら、社員顔負けのパフォーマンスを出せるのではないでしょうか。

こうやってまとめてみると、リモートワークをすることはメリットもデメリットもあります。インターンだとしても、リモートという環境の活かし方については工夫していかなければなりません。

リモートインターンの上手な活用方法

ここまでで、リモートインターンのメリット・デメリットについては伝わったかと思います。後半では、リモートインターンという機会を最大限に活かすポイントについてまとめました。

就職に向けて、自分の武器を作っていく

1つは、飛び込んだ環境を活かし、何か1つでも「自分の武器」を作ってしまうことです。例えば、「テレアポが社内1位でした!」「商談の設定、資料作り、フォローまで得意です!」「採用担当としてあらゆる施策を試してきました!」「SNS運用は誰よりも得意です!SNS経由で5名採用しました!」など。1つでも実績を作ってしまえば、何もなかった頃の自分よりも就職してから役に立てる可能性が高まります。つまり、就活やその先の仕事にも、リモートインターンの経験がつながるということです。そのため、リモートインターンはただのアルバイトのような感覚ではなく、「事業を共に作っていくプロである」という意識を持って取り組めると、大きく成長できる機会になるでしょう。

将来起業を考えている人は、売り上げを伸ばす意識で働く

ここは難易度高めではあるのですが、将来起業を考えている人なら、自分の仕事が事業部・会社の売り上げにどう貢献するか?というところまで考えられるといいと思います。事業や会社全体のことまで考えることより、受け身ではなく、積極的に打つべき手を模索し始めます。すると仕事に対する姿勢が変わり、成果も変わってくるでしょう。簡単なことではありませんが、ここを意識して働くこと、あるいは意識してもいいような「裁量のある環境」でインターンをできると、後々の糧になるはずです。裁量という点では、ベンチャー企業でのインターンがおすすめです。

突き抜けた人になりたいあなたはガイアックスへ

おそらくこの記事は、検索結果で上下に出てきた記事に比べて、実体験に基づいたより密度の濃い内容だったと思います。これからインターンを探すタイミングの方にとっては、イメージしにくい部分もあったかもしれません。しかし、今まさにリモートのインターンを探している方で「うんうん、その意味すごくわかるよ」「自分も将来起業を考えていて、事業部のコアメンバーとして働く経験がしたかった」という方がいたら、ぜひガイアックスで一緒に働きましょう。オンライン座談会で現役メンバーがあなたの力を活かせそうな部署も紹介するので、ぜひ参加してみてください。

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ガイアックスのインターン求人

最後に、起業も考えるあなたにおすすめなガイアックスのインターンを紹介して終わります。リモートワーク可、裁量も大きく、成長できる環境なこと間違いなし。なお、記事掲載時点での求人なので、最新の求人情報はガイアックスのwantedlyオンライン座談会でご確認ください。

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廣山 晃也
コーポレート推進室にて公式メディアの運営を担当。過去にはオンライン配信事業の立ち上げ、マーケティング担当も経験。個人では、SEO・分析を中心にしたメディア運用支援会社アネマとD2C会社を運営。地方移住した岐阜で、観葉植物に囲まれながら仕事をしている。
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