来月からオランダに移住することにしました。目的は、仕事で成果を出すため。
会社への貢献と、ライフミッションの実現ができるように、頑張ります!
今年、12ヶ月12ヶ国生活をしようと決め、家を手放し、旅しながらの生活を送ってきました。世界一周するつもりだったので、来年ぐらいまで続くんだろうなーと思っていたら、3ヶ月で終了。偶然の出会いから、家が見つかり、ビザが取れて、来月からオランダに暮らすことになりました。
なぜオランダに移住することを決めたのか。
いろんな方に理由を知りたいと言ってもらえるのでご報告しておきたいというのと、今回は自分にとって大きなチャレンジにもなるので、未来の自分が迷った時に立ち返ることができるように、まとめておきたいと思います。
体重10kg減、睡眠薬5錠。ほとんど記憶が無い3ヶ月。
去年の夏頃、仕事でもプライベートでも、面白いようにトラブルが続きました。一難去ってまた一難。いや、一難に止まらず、一気に二難、三難と続いた感じで。食欲がなくなり、体重は50キロ台前半へ。夜眠れなくなり、人生初の睡眠薬に手を出して、5錠飲んでも寝れなくったりして。仕事が終わり会社を出た後、気づいたら六本木の映画館にいたこともあって。この時はいろんな友人に支えてもらって、なんとか生きている感じでした。
毎日朝から晩まで会議や連絡に追われ、夜は会食続き。メール1通返すのに1週間かかることも日常化してしまう始末。全ては僕個人のスケジュール管理能力・マネジメント能力の無さが原因なのですが、ただただ辛かった。
今年から本部長に昇格することも決まっていたし、複業の会社を創業することも決まっていたので、これまで以上に多忙になることは確実。このままの生活を続けていては絶対に立ち行かなくなることが明白でした。もう、今の自分の能力では改善できる自信がなかったので、後は環境を変えることしか選択肢はないと思い、家を手放して東京から離れてみることに。
表では「旅行が好きだから」「東京の生活に飽きたから」とか言ってましたが、本当の理由は環境を変えないと今年頑張る自信がなかったから。旅行が好きなのも嘘じゃないけど、仕事で成果を出すのに最適な環境を探すため、それによって充実した日々を取り戻すため、というのがメインの理由でした。
時間は増やすことができる。”時差”の素晴らしさ。
最初は国内の都市をいくつかまわり、その後アジアを巡りました。東京から離れたことで夜の時間を確保しやすくなったことはメリットでしたが、そこまで大きな変化はなく。アジアに1ヶ月程滞在した後、ヨーロッパを訪れることにしました。
休暇は取らずに行ったので、オランダでも普通に仕事。時差が-7時間(※サマータイム)あるので、午前中は予定をブロックさせてもらい、日本の13時-19時、オランダの6時-12時の間で会議を実施するような感じでスケジュールを組み、仕事をしてみたのですが。
3日目で泣きました。
こんなにも時間を増やすことができるのか、と。
こんなにも仕事に没頭することができるのか、と。
毎日、午前中は会議で埋まりますが、午後はフリー。誰からも連絡が来ず、自分が取り組みたいことに集中して、没頭できる。東京にいた時には土日にしか得られなかった時間を、オランダにいれば毎日得ることができる。
会議も毎日6時間枠を用意すれば支障はなく、メンバーから終業間際に受け取ったタスクも、翌朝までに完了して戻すことができる。とにかく時間があるので、タスクがどんどん消化されていく。メールもチャットも全てその日の内に返信できる。
集中して業務に取り組む時間を確保できたことで、仕事のスピードが上がり、メンバーとのコミュニケーションも円滑になり、緊急ではないが重要な仕事に向き合う余裕もできて。読書量も5倍以上に増えたりして。
まるで「精神と時の部屋」にいるようで。
こんなに思いっきり仕事ができるのかと。この環境であれば、今年、しっかり成果を出せそうだと。
心から安堵して、自然と涙が溢れました。
楽しくて仕方がない、今取り組んでいる仕事について
今やってる仕事について、軽く紹介させてください。
本業の方では本部長兼事業部長としてのマネジメント業務をしつつ、新規事業の立ち上げをしています。
地方や海外など地理的に不利な場所にいる学生と、東京の企業をオンラインで繋げる新卒採用向けのサービス。
プロのリクルーターがコーチとして伴走する、人事向けのライザップ型支援サービス。
どちらも採用領域で事業を立ち上げ中です。
複業の会社では、コーチングサービスを提供しています。
コーチングを受けたい人とプロのコーチをマッチングするサービスでは、既に数十名のクライアントに利用いただいていて、順調に伸びています。
コーチングを学びたい人向けの養成講座は先日第1期を終え、好評だったため第2期の開催も決まりました。
僕自身もコーチングを学び、コーチとしてのキャリアも始めます。
どちらの会社の事業もまだ立ち上げ段階なので、友人や知人を中心に利用してもらっているのですが、彼らがとても喜んでくれていて。うまくいかないことも多いのですが、彼らの喜ぶ姿をイメージするとどんな困難にも前向きに立ち向かうことができて、とてもやりがいを感じながら取り組めています。
大切な人に胸を張って紹介できる仕事って、良いですね。楽しくて仕方がない。
オランダで、しっかりサービスを磨き込みたいと思います。
「生き方に合わせた働き方」を選べる社会へ
僕は今、とにかく仕事に集中したく、オランダへ移住することにしました。
でも、もしかしたら数年後結婚して、子供ができたら、日本に帰りたくなるかもしれない。もしくは、仕事の比重を減らして、趣味の時間を増やしたいと思うかもしれない。
その時々の状況で、人生のフェーズによって、自分が望む時間の使い方が変化するのは自然だと思っています。
ただ、今の日本では、働き方の選択肢が少ない。リモートワークもまだまだ特別扱いされているし、休暇だって暗黙のプレッシャーがあって取りづらい。そんな話をよく聞きます。
海外で働いたって良いし、週3日勤務でも良い。
学校を休学するように、1年間会社を休んでも良い。
働き方の選択肢が増えると、人生はもっと彩り豊かになるんじゃないか。
その結果、人生を楽しんでいるかっこいい大人が世の中に増えるんじゃないか。
そんな人たちに囲まれて、将来、大人になることを楽しみにする子供が増えたら良いな。
なんていうことを願いながら、
今の自分のチャレンジがその願いの実現に繋がると信じながら、
これからも頑張っていこうと思います。
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※ 管氏は長期滞在できる個人事業主ビザで滞在されています。
※ 渡航先、適切な在留資格について調べた上で、会社が認めた場合に限り海外からのリモートワークを認めております。
国境を越え業務をする場合には、それぞれの国の法律や税制度、国際的な取り決めなどに則り、適正なビザの取得や税法上の対応などが必要になります。また、2024年現在世界各国で、デジタルノマド・ビザ(ワーケーション・ビザ)の整備が進んでおり、常に最新の滞在先のルールを確認をすることが必要です。