式では内定者の自己紹介プレゼンのほか、代表執行役社長の上田から内定者へのウェルカムスピーチがありました。
23年入社の内定者ではありますが、数年前からインターンとして入社して社内で存在感を放っていたり、学生のまま入社するメンバーがいたりと、「新卒」の枠に収まりきらないユニークなメンバーが揃っています。
記事前半は内定者の紹介、後半は上田が語ったスピーチの内容をお届けします。
2023年入社メンバーのご紹介(※五十音順)
ビジネスポテンシャル職
上井登志之(うわい としゆき) / 出身校:東京農工大学
ライフミッション:「一生、文化祭前日」
東京農工大学獣医学科に在籍する上井さん。2021年1月に起業しており、現在も学生を中心とした約40名のメンバーでオンライン学習塾と人材紹介事業を行う会社を運営しています。
「一生、文化祭前日」をライフミッションに掲げ、青春真っ只中のような時間を、尊敬できる仲間とゴールに向かって駆け抜けることを大切にしています。
そんな上井さんがガイアックスを選んだのは、「組織自体が時代を切り開いていると思った」という理由でした。そういった環境に身を置くことで、環境に合わせて成長できると考えたそうです。
学生時代は獣医師になるための勉強をしてきたため、入社後はビジネスを実践を通して学び、ゴールに向かって人を導けるような存在になることを目指しています。
上井さんは犬の顔をしたカラスみたいです。ふわっとした軽さと人懐っこさをだしつつ、異常に学習能力が高く、物事への吸収意欲が高いイメージ。Gxでは、更に高い位置からおいしい餌を探し、ポジション取りのうまいカラスになってくれることを期待しています!
栗山 真央(くりやままお) / 出身校:上智大学
ライフミッション:人々の生に色がつくように
2023年3月に上智大学外国語学部を卒業した栗山さん。2023年1月に内定者として入社し、GRiD事業部に所属しています。
幼い頃から周りに馴染む・普通に生きることに必死だった栗山さんにとって、個が尊重されるビジネスとの出会いは自分の輪郭を作り上げてくれたような、アイデンティティを生み出してくれたようなものだったそうです。
学生時代からビジネスの現場に身を置き、プログラミングスクールを運営するベンチャー企業で1年間インターンをしたり、マーケティング事業を行うスタートアップに2年間所属し、プロジェクトマネジメント全般を担っていました。
ガイアックスで挑戦したいことは、「栗山さんに任せられる!」と言ってもらえるように、幅広い事業を展開するガイアックスのなかで、まずは目の前のことに向き合って結果を出していきたいとのことです。
GRiDに救世主のごとく舞い降りてきてくださった栗山さん。入社直後に配属先の事業が投資先に承継される、という特殊な環境の中でも、常に事業やメンバーのことを考えつつ、持ち前のパワーを活かしてプロジェクトを進めてくださっています。ガイアックスに入ってよかったと思ってもらえるよう、引き続き応援 & 切磋琢磨させてください!
入社してくれてありがとう!
佐藤(さとう) / 出身校:青山学院大学
ライフミッション:「もっと世に出るべき」と思った事業・人物を支援すること
佐藤さんは2022年4月に青山学院大学を卒業し、現在はソーシャルメディアマーケティング事業部に在籍しています。毎日、同じような光景を行き来するよりも、環境を大きく変えたり、文化背景の異なる人々と触れ合うことで、新しいアイディアや気づきが得られると考え、ガイアックスの移動性に惹かれて入社を決めました。食べ歩きや読書、旅行や猫など、趣味の幅がとても広いのも印象的です。
学生時代からひとり、SNSでビジネスをやってきた佐藤さん。今はSOCに入りました。SOCの今まで積み上げてきた資産と豊富なリソースを存分に活かし、SNS活用で金字塔を立てることを期待しています!
庄司和磨(しょうじ かずま)/ 出身校:京都大学
ライフミッション:社会で常識とされる不合理なルールや慣習をつくり替え、より便利で豊かな社会をつくること
2022年4月に京都大学経済学部を卒業した庄司さん。卒業後は某証券会社へ入社し、2022年8月からガイアックスのソーシャルメディアマーケティング事業部に在籍しています。
趣味は漫画・ポーカー・旅行で、学生時代にはほぼ全ての都道府県を訪れたのだとか。
世のなかにある“当たり前”をそのまま受け入れるのではなく、「より便利で豊かな社会」をつくるために自分自身がいいと信じられるものをつくったり、広めることをライフミッションにしています。
そのために、価値あるものを社会に適切に伝える手段としてマーケティングを学びつつ、自分自身でサービスを生み出せるように、新規事業開発にも携わっていくことを目標にしています。
最初試しに任せてみた仕事で新人とは思えない仕上がりだった庄司さん。できる人にはガンガン任せていく方針なので、一年後にはかなり社会的に影響力の大きい仕事をしてるんじゃないかな。一緒に日本経済を盛り上げていきましょう!
田中嶺吾(たなか れいご) / 出身校:慶應義塾大学
ライフミッション:生きることをもっと楽に、新たな世界との出会いを創造する
2020年10月にガイアックスにインターン入社し、人事支援チームで事業部・投資先の採用支援に携わった後、「ガイアックス起業ゼミ」を担当した田中さん。現在はクロススタートアップ事業部とGRiD事業部を兼務しています。
もともと文化人類学に関心が高かった田中さんは、大学1年生の頃にボルネオ島の狩猟採集民族「プナン」を訪ねました。彼らとの共同生活を経験して新たな価値観に触れたことで、「生きることを楽に捉えられるようになった」のだそう。
そのときの経験から、「新たな世界との出会いを創造する」というライフミッションが生まれ、中高生が起業を学ぶ「起業ゼミ」や、人と人をつなげるビル「Nagatacho GRiD」の運営に注力しています。
さらに、今後は若手メンバーとともにガイアックスの「カルチャー推進DAO」にも取り組んでいくそうです。
» 田中さんの価値観により深く触れられる記事:生きることをもっと“楽”に、新たな世界との出会いを創造する
普段、仕事や相談を頼んだときに、「こうした方がいいいんじゃないっすか?」って、臆せず意見を言ってくるのが、生意気だけど頼れるところです。仕事の本質を考えることができるので、高い視座で大きな挑戦をされていくのを超期待しています!おめ!
山本周雅(やまもと しゅうが) / 京都大学在学中
ライフミッション:人の独創性を生み出す
京都大学総合人間学部6回生の山本さんは、「いかに人の独創性を生み出すか」をテーマに、語り合いの場を提供する「株式会社カタルシス」の代表や起業部部長として精力的に活動しています。
そして、「起業へ挑戦する人を増やす」という観点から、まずは自分自身が社内起業家になるためにガイアックスに所属することを選択しました。
2022年7月にガイアックスにジョインしてからは、DAO(分散型自立組織)に関するコンテンツや研修の作成を担い、某企業へのコンサルティングも経験しています。
今後はプレイヤーとして現場に関わりながら、新たな人や組織との関わりを通して、人々が創造性を発揮してコラボレーションし、イノベーションを起こしていける環境づくりを模索していきたいと考えているそうです。
» 山本さんのこれまでとこれからがわかる記事:現役京大生起業家が次に挑戦するのは「社内起業家」 。あえて組織に所属し、 “一歩を踏み出したい人”のモデルケースを目指す
山本さんは冬眠から目覚めた親熊みたいです。必要な要素を拾い集め、しっかり自分のものにする能力に長けています。Gxでは、持ち前の義理の堅さを生かして人を巻き込み、インパクトのあるパフォーマンスを期待しています!
エンジニア職
八十田健人(やそだ けんと)/ 専修大学在学中
ライフミッション:社会課題をITの力で解決し、人々がやりたいことに集中できる社会にすること
専修大学ネットワーク情報学部でプログラミングを学んだ八十田さん。趣味は音楽やゲームで、特に音楽に対する想いは強いのだそうです。
aini事業部でインターンとして働いていた経験もあり、学んだことをすぐ実践していました。
サービス制作・開発・運用に興味があり、ガイアックスで働くことを通して知識や経験を得たいと考えています。
自分と同じ大学学部に在籍した経験があり、新卒配属も同じで共通点が多い八十田くん。ガイアックス期待の新規事業であるainiでは、なかなか他では得られないような経験が積めると思います。その経験をもとに、大きく羽ばたいていくことを願っています!
スペシャリスト職(経理)
北村拓(きたむら たく)/ 出身校:大原学園甲府校
ライフミッション:経理のプロフェッショナルになる
大原学園に通い、最近簿記2級に合格したばかりという北村さん。
ガイアックス経理部に所属する風見さんのインタビューを読み、「やる気があればどんどん挑戦できる会社」の言葉に惹かれて入社を決意。任される範囲が広いからこそ、最速で成長できると考えたそうです。
そんな北村さんは、自分1人でも会社やグループ全体の決算が締まるような「経理のプロフェッショナル」を目指しています。資格取得などで培った知識ややる気を仕事に活かし、さまざまなことに挑戦して「一流の経理パーソンになる」という熱意に溢れています。
北村さんは、経理のプロフェッショナルになりたいとのことで入社を決断してくださいました。ガイアックスでは、若いうちから色々な業務を経験できます。是非、色々な業務を経験して自分の興味の分野を見つけて頑張ってください。
佐藤向日葵(さとう ひなた)/ 出身校:大原学園山形校
ライフミッション:たくさんの人と交流し、たくさんの「いいこと」を共有し合うこと
大原学園山形校の情報ビジネスコースでプログラミングと簿記を学んだ佐藤さんは、簿記2級を取得したことをきっかけに経理職への意欲が高まったそうです。
佐藤さんは「つながり」や「いいことの共有」を大切にしており、ガイアックスでもさまざまな部署のメンバーとつながり、ともに挑戦・成長し、「経理のことなら何でも答えられるようになりたい」と語っていました。
佐藤さんは、日商簿記2級を大原学園に入学後2か月という短期間で合格した実力の持ち主です。入社後は、色々な業務にチャレンジして業務を吸収し、縁の下の力持ちになれるように頑張ってください。
深井旋羽(ふかい せんう)/ 出身校:大原簿記学校
ライフミッション:「本業を副業に」/ 自己満足や承認欲求に囚われない本質的な価値を社会及び自分自身に付加する
大原簿記学校の経理本科に通う深井さんは、2022年8月からガイアックスの経理部でアルバイトを経験。「豊かさは人と人がつながることでしか感じられない」という想いがあり、ソーシャルメディアやシェアリングエコノミー領域での事業展開を通して、「人と人をつなげること」に特化しているガイアックスに魅力を感じたそうです。
そして、就職活動中にさまざまな企業が同じような経営理念を掲げるなかで、「ガイアックスは尖っている印象を受けた」というのが入社の決め手になりました。
オシャレ大好き深井さん!経理で一際目立つ人がいたら、それはもう彼で間違いありません。これから社会人になって大変だと感じることもあると思いますが、チャンスが来た時に打席に立てるように自分を磨いていってください!
ここからは、ガイアックス代表執行役社長の上田によるスピーチの内容を抜粋してご紹介します。
「世のなかは変わり続ける」。変化に対する覚悟を持って歩むこと
管理者がいなくなる「DAO(分散型自立組織)」の世界観
僕が社会人になる年も大きな世のなかの変化を感じていましたが、変化はとどまることなく、世のなかは変わり続けています。みなさんもご存知の通り、直近ではDAOが出てきています。これは一言で表すと「管理者がいなくなり、システムが管理者になる」ということです。
まるで映画やアニメに出てきそうな世界の話ですよね。
システムだけが動いていて、場合によってはシステムだけでサービス提供することもあります。人が動くときも、「人がシステムを使う」のではなく、「システムの下で僕らが動くこと」が現実になりつつあります。
ガイアックスはDAOの動きを推奨する立場をとっていて、いろいろなビジネスを仕掛けようとしています。
また、DAOやブロックチェーンの思想は組織論としても参考になることが多く、ガイアックス全体としてそのような世界観にさらに進んでいかなければいけないと感じています。
変化を恐れず、好機と捉えて飛び込む
変化が起きてしばらく落ち着くかと思いきや、明後日の方向からまた別の革新が来てゲームチェンジが起きることがあります。
みなさんが社会人になって3年後、5年後、10年後、15年後、20年後にも、多くの“訳のわからない変化の波”が来るということなんですよね。
社会人として何十年間か働かれると思いますが、どのような社会人人生を送っていかれるのでしょうか。
きっとガイアックスに来てくださったみなさんは、せっかくこの世に生まれてきたのだから、「社会の役に立ちたい」「活躍したい」と考えていると思いますが、これからの社会人生活を「変化に対する覚悟」を持って歩まれることをおすすめします。
せっかくガイアックスという環境にいらしたので、「変化の少ないところでじっと過ごそう」という感覚ではなく、できれば変化の真っ只中に飛び込み、思い切って攻め込んでいただきたいなと思っています。
旗を立てるから風を受け、大きく進むことができる
時代の波を捉え、旗を立てよ
世のなかの捉え方は人によって全く違うと思いますが、僕が大切にしている捉え方があります。
1つは、「世のなかで大きな波が来ているときに、その波に乗れるかどうか」です。波に乗るのは、早すぎても遅すぎてもだめなのです。「あの波に乗りたかったな」と過ぎ去った波を見ていても仕方がなく、サーフィンのように、波が来たときにちょうどよく乗らないといけません。
もう1つは、みなさんがやろうとしていることに関して、「大きな旗を立てないといけない」ということ。
たとえば、ボートをオールで一生懸命漕いでも、体力を使う割に進みにくいですよね。それに比べ、正しく風を受けると風の力でスピーディーに進むことができます。
そのように風を味方につけるためにも、「こういうことをやりたい」「こういう社会にしたい」「こんな力が必要です」と発信することが大事なのです。
過去の最適化とこれからの社会に必要な最適化は違うので、これからの時代における最適化を正しく掴んでください。そして、新しい波をきっちり捉え、世のなかの風を浴びながら物事をスピーディーに形にしていってもらいたいですね。
みなさん自身が社会に貢献するだけでなく、大きなインパクトを与えてくれることを願っています。
挑戦を先延ばしにする必要はない
さまざまな変化が世のなかにありますが、社会の方向性としてどんどんオープンでフラットになっているのは間違いありません。みなさんも社会人1年目だからといって不利なことはないし、逆に10年目だからといって保護されることもありません。
ガイアックスにも得意・不得意があり、みなさんにとって環境が整っている部分と整っていない部分があります。
たとえば、ファストフード店にはスピーディー・低価格でそれなりにおいしいものを提供できるのが強みであり、ファストフード店に手厚いサービスは期待しませんよね。それと同じように、ガイアックスも強みや狙いがあります。
ガイアックスは、年齢が若い方も含めてフラットに、誰もが大きな活躍をして成功することを期待している会社です。つまり、みなさんがビジョンを形にして社会に大きなインパクトを与える存在になることに賭けている会社であり、「20年目に活躍すればいいだろう」というスピード感ではないのです。
ですから、決して新入社員だからといって遠慮することなく、ぜひとも頑張っていただきたいなと思っています。