「自由すぎる」「起業家輩出企業」とも言われる、ガイアックス。
どんなサービスを提供している会社なのか、どのような社会を目指して活動しているのか、代表の上田がガイアックスについて語りました。
第4弾のテーマは、『Gaiaxはなぜスタートアップスタジオを始めたのか?』
・ガイアックスが行なっている、事業を生み出すの仕組みとは?
・どうしてスタートアップスタジオを始めたのか?
・スタジオでに適した人材、素質、大切なこととは?
などのトピックについて代表の上田が語っています。
ぜひご覧ください!
ガイアックスに興味がある方は、以下より採用募集ページをご覧いただけます。オンライン座談会「ザ(ツ)ダン会」からも、ガイアックスメンバーへ直接、疑問をぶつけることが可能です。ぜひ気楽にご参加ください。
>>ガイアックス採用ページ
※この記事はYouTubeに公開された同タイトルの動画を元に書き起こしています。
一番大切なのは、やはり起業家としての想いです。
この分野においてこの問題を感じる、だから何としても解決したい!という気持ちが一番大切です。
この問題が解決できていないのは私の問題ではないか、私ができていないから社会にこの問題が残ってるのではないかと。そのような気持ちを持っている方が一番大切かなと思っています。
ガイアックスが行っている、事業を生み出す仕組みとは?
ガイアックスでは多くの事業を作っていく必要があります。人と人が新しい形でつながり新しい価値観が生まれてきている中で、たくさんのビジネス領域が出てくるからです。そして、ひとりひとりが自己責任の感覚、もしくはアントレプレナーシップの感覚で事業を作ろうと思っているのです。そのためガイアックスとしてたくさんの事業を作るということを上手に仕組みとして整備する必要がありました。
いろいろと整備を行ってきていますが、結果的にガイアックスが作ってきた仕組みは世界的に見るとスタートアップスタジオと呼ばれる仕組みになっています。スタートアップスタジオとはどういうものかといいますと、事業を作りたいと思っている、もしくはアイディアを持っている方が中心となり、まるでハリウッドのスタジオのようにプロの撮影や音響の方がひとつひとつの作品ごとに集まり、その事業を作り上げていく。そして終われば解散して、また次の作品に取り掛かっていく。このようにハリウッドのスタジオのような形でスタートアップを作っていく仕組みになります。
>>ガイアックスの「ビジネスモデル」
どうしてこのスタートアップスタジオの仕組みが大切なのか?ですが、やはりベンチャービジネスには大きな落とし穴や、ここは外してはいけないといったセオリーがたくさんあります。またビジネスごとにレベルの高いプロフェッショナリズムが局面々々で必要となります。例えば財務・デザイン・労務の分野などのプロフェッショナリズムは的確なタイミングでしっかりした人材をタイミングよく集めることがスタートアップとして立ち上がっていく為には必要です。
ガイアックスとしては社内から作っていく事業に関しては、事業を進めたいと思っている事業責任者に対してメンバーが集まり事業を作っていく、それを繰り返すことによってメンバー自体が育っていきます。結果的にガイアックスは外の会社に投資をすることになりますが、場合によれば1%、2%の比率かもしれませんがシェアリングエコノミー領域に関してはそういった投資も行います。投資の際にもノウハウを持っているメンバーが手伝うことでより価値を創造できるのではないかと思っています。
このスタートアップスタジアムという仕組みでチームを組成し繰り返すことで、ひとりひとりのスキルがアップします。またもうひとつは事業責任者自身が互いに切磋琢磨し、様々な刺激を受けながら、メンバーがより大きな野望を持って世の中を大きく変えていこうという気持ちを育てることができ、アントレプレナーシップの感覚がさらに育っていくと感じています。
ガイアックスとしてスタートアップスタジオがあることで全ての事業においてより大きな使命を感じ、よりチャレンジングに事業を進めるようになってきているなと思っています。
どうしてスタートアップスタジオを始めたのか?
ガイアックスは新しいビジネスのアイディアを持っている方、もしくは使命を持っていらっしゃる方をサポートするためにふたつのジャンルでサポートを行っています。
ひとつは、例えば財務・労務・法務などの管理部門です。実際にガイアックス自体がベンチャーキャピタルではなく我々が自分自身で会社を創業し上場させてきた、いわゆる事業会社ですのでそういった機能が一通り整っています。そして多くの会社に投資し、多くの会社を育ててきたなかで、管理系の部門は非常に強くなってきています。こういったところを提供するのがガイアックスのサービスのひとつとなっています。
もうひとつは、スタートアップといっても多種多様な業界がありますが、ガイアックスがフォーカスしているのはシェアリングエコノミーのジャンルです。正直、シェアリングエコノミー以外のジャンルではなかなか事業のお手伝いをするのは難しいかもしれません。
我々は社内でもたくさんのシェアリングエコノミーの事業をしており、シェアリングエコノミー事業ならではの数字の感覚、マーケティングの方法などのノウハウを貯めてきています。もしシェアリングエコノミーのジャンルで絞らせていただけるのであれば、サービス設計、開発もしくはブランディング、デザイン、こういったことに関して様々なサポートができるのではないかと考えています。
スタジオに適した人材、素質、大切なこととは?
一番大切なのは、やはり起業家としての想いです。
この分野においてこの問題を感じる、だから何としても解決したい!という気持ちが一番大切です。
場合によれば財務・労務・法務などのバックオフィス関係のサポートはいくらでもできます。ただガイアックスとして我々ができないのは事業にかける思いです。それに関してはプロフェッショナルだけが集まってもなかなか作り出すことはできません。問題に直面しその問題を解決したいと考えてる人が一番重要なわけです。その方さえいれば、あとのテクニカルな開発・デザインのところも含めてサポートできるかもしれません。しかしその使命は持っていただく必要があります。
>>ガイアックスの「ミッションやフィロソフィー」
さらに言わせていただくと、事業責任者の方にはそういった思いだけでなく、周りとのコミュニケーションスキルを持っていただきたいです。多くの方に問題意識を語っていただく必要があるので、そういったことを上手に周りの人に伝えるスキルがあれば嬉しいです。
またふたつめは、理数系の頭といいますか、できるだけ物事を効率的に整理整頓できる素養も必要かなと思います。業界の中で問題を解決していくには、たくさんのパズルのようなパーツが出てきて、それらをできるだけ効率よくブレークダウンしていく必要があります。
ただやはり何といっても1番大切なのは自己責任の感覚です。この問題が解決できていないのは私の問題ではないか、私ができていないから社会にこの問題が残ってるのではないかと。そのような気持ちを持っている方が一番大切かなと思っています。
ジョインしたいと思う人へのメッセージ
これまでガイアックスグループでは多くの方が事業を作り、その事業を持って上場まで実現されてきています。始めはそういった方も会社を作って事業を成長させることや上場させることがイメージできていたわけではありませんでした。ただ、ひとりひとりの方は「将来は絶対こういうことをやり遂げるぞ」という気持ちを持っていらっしゃいました。
皆様においても、世の中のこの問題を絶対解決したい、もしそういう気持ちをお持ちであればぜひスタジオにジョインしていただき、同じような問題意識を持って頑張っている他のメンバーと触れ合うことでより刺激を受け合い、プロフェッショナルなサポートを受けながら是非事業を伸ばしていただきたいと思っています。