私たちGaiaxは、“使命で動く” というPhilosophy (経営哲学/企業理念) を持っています。使命で動くとは、世の中の課題を自分ごととして捉え、ビジョンや問題意識を打ち出し、ムーブメントを生み出すことで社会を巻き込み実現すること。そんなGaiaxメンバーの様子を連載で紹介していく「使命で動くシリーズ」、今回は2020年卒の新入社員メンバーにガイアックスの「自由と責任」について思うところを話してもらいました。ご覧ください!
今回インタビューしたのは、オンライン配信事業「みんのみ」の責任者を務める矢部立也(やべ・たつや)さん
20卒ながら新規事業のチームを率いて活躍する矢部さんの使命や想いを赤裸々にお話ししていただきます。
矢部 立也
株式会社ガイアックス みんのみ(みんなのオンライン飲み会)責任者
東京大学に在学中にHR領域のスタートアップ複数に参画、発達障がいをテーマに人の天性や才能を活かすべく創業。2020年新入社員としてガイアックスに入社。オンライン配信事業みんのみ(みんなのオンライン飲み会)の責任者を務める。
自分の背中で「ここまでいける」と示したい。
-まず矢部さんが掲げている使命についてお聞かせください。
「卓越した結果を出す」を使命を持って働いていますね。
「力なき愛は妄想である」という言葉を大切にしていて、自分が強くあることで結果を出すことで多くの人や社会を守れると思うんです。また、僕自身が卓越した結果を出すことで、限界を決めている人に対して「ここまでいけるんだよ」という背中を見せてあげたいとも思っています。というのも、家族や仕事などで「強さ」がないために関係性が成り立たなくなる経験を経てから、「強さ」を持つことの重要性を感じるようになりました。
他にも、障がい者の方を支援していた経験があるのですが、ディスアドバンテージを抱えているために限界を決めてしまうことがあると感じているんです。一方で、CAMPFIREの家入一真さんのように中卒で引きこもりだったにもかかわらず大きな成果を出しているもいる。だからこそ、僕自身が卓越した結果を出すことで、そういった方々が限界という壁を破っていける助けをしたいですね。
-なぜガイアックスへの入社を決めたのですか?
もともと学生時代に自分で会社を経営していたので、自分で会社を立ち上げるのと同じような環境で働きたいと思っていました。ただ自分で会社をやるなかで、一人ではなく仲間と一緒にやっていくことでレベルアップしていきたいという心境の変化があったんです。
その上で自立性を元にしている組織や仲間と一緒に働きたいと思いガイアックスを選びました。強制力によって行動することって、心にも身体にとっても苦しいことだと思っていて、むしろ「したいこと」だと無限にできるくらいのエネルギーが出てくる。自立性に依拠した組織の中で仲間と一緒に高め合っていきたいというのが、僕がガイアックスにいる意味と思っています。
-「仲間」という言葉への強い思いが伝わってきます。
ガイアックスに入社する前は、優秀な一方でどこか冷めていたり効率をすごく気にする人と働くことが多くて、そこに対して物足りなさを感じていました。どうしても愚痴が話のテーマになってしまって「事業をどうするか」といった話ができないことが多かったです。今一緒に働いているメンバーとは、喧々諤々の議論をし続けられたり強いコミットメントを感じていて、スタートアップという厳しい環境の中で仕事への強い気持ちがあふれているチームに、日々心を動かされています。
オンラインという僕らの力で、大きな未来を作っていく
-矢部さんの普段の仕事内容について聞かせてください。
エンターテイメントの領域で、これまでのような楽しい体験をオンラインでも実現するという目的でみんのみという事業をやっています。僕は事業全体のマネジメントを担当していて、みんのみ自体がスタートアップなのでマネジメントをしつつ戦略、採用、育成、営業など業務は様々ですね。
スタートアップスタジオが今年(2020年)の4月にオンライン配信事業に投資をすることになり、投資先に出向という形で関わることになりました。マーケットのチャンス感を感じる中で「ここで勝負をして成果をあげたい」というワクワクした気持ちを持って働いています。
-「卓越した結果を出す」という使命との事業の繋がりは、どういったものがありますか?
ただ成果を出せばいいではなく、クライアントの力になれるサービスを作ろうという気持ちを持っていますね。クライアントと関わる中で、エンタメ業界とIT業界において原理や大事にしていることの違いを感じています。例えば、義理人情に重きを置いていたりアナログな部分がたくさんあったりして、IT業界の原理における「儲かるサービス」がクライアントの力になれるとは限らないことがあるんです。だから、結果さえ出てればいいというのではなく、クライアントの力になれるという点で「卓越した結果」をを出すことを大切にしていますね。
-冒頭の「限界を破る助けをしたい」という想いが強く伝わってきます。
無理だなって絶望に打ちひしがれてるようなクライアントさんに対して、僕らが方向性を示してサポートしたいと思っています。コロナの影響でビジネス全体が根本から揺れていて、エンタメ業界も大きく影響を受けているはず。だからこそ僕らのオンラインの力によってクライアントの力を引き上げることで、大きな未来を一緒に作っていきたいですね。
ガイアックスの「自由」は、「失敗できない時」のための失敗ができること
-ガイアックスの「自由」について感じていることをお聞かせください。
「まずはやってみて検証しよう」というコミュニケーションが常時行われれていると感じています。「検証してダメだったら止めよう」というカルチャーがあるので、リスクを気にし過ぎることなく自由に施策を打てています。なので、アイディアを実現されるまでの制約が少ないですね。
加えて検証に対してのスピード感をもってサポートしていただける環境も、ガイアックスの特徴だと思っています。配信事業において、採用、マーケティングといった様々な分野のプロフェッショナルがガイアックスグループにはいるのですが、そういった方々の力を、成果に必要なことであれば事業部を超えてカジュアルにバックアップしていただけていますね。大手企業でインターンをしていた時に、一人のインターンを採用するのに死ぬほど調整が必要なのを目の当たりにしていたからこそ、ガイアックスのスピード感には驚いています。
-「自由」がある一方でどういった「責任」を感じていますか?
「絶対に失敗してはいけないこと」を失敗しないための検証であることを意識しています。「やってみよう」というスタンスでずっと検証するわけではなく、どこかで勝負にでるタイミングがあるはず。だから、あくまで検証は勝負するタイミングで失敗しないための前段階の失敗だと思っています。
一方で、スタートアップなので経験やノウハウが少ないという懸念はありますが、クライアントからしたら経験がないことは関係ない。その状況の中で勝負ができるためにも、ガイアックスのプロフェッショナルな方々の力を受けながら価値を提供することにコミットする責任を感じています。
多様性を受けいれるチームで会社全体にインパクトを
-使命と向き合うなかで何を大切にしていきたいですか?
常にチャレンジを仕掛けることを大切にしていきたいです。僕自身気持ちが強いタイプではないと思っていて、成果が出たとしても「これでいいか」と妥協してしまうような場面がくると思っています。その時に自分の意思の炎が大きくできるように、携わる領域を広げてチャレンジし続けられるようにしていきたいですね。
その中で大きなチームを作ることにも挑戦したいと思っています。今は数名のチームですが、事業を大きくしていくためにもいろんな人の力が必要になるはず。そうなった時にメンバーの多様な力が発揮されるためにも、いろんな個性が受け入れあえるようなチーム作りにチャレンジしていきたいですし、同時に自分自身の人間としての幅やコミュニケーションスタイルとも向き合っていきたいです。
インタビュー・ライティング 宇田川寛和
編集後記
「絶対に失敗してはいけない場面のための失敗」という言葉に、ガイアックスの「自由」と「責任」のエッセンスが込められていると感じました。「卓越した結果を出す」という強い意志と共にチームへのアツい想いを持つ矢部さんの未来にワクワクしています。