2021年の1月末ごろから、Clubhouse(クラブハウス)という音声SNSが話題になっています。Twitterでもタイムラインを埋め尽くしていたので、目にした方も多いでしょう。
ガイアックスでも、先日にClubhouseに関する記事を公開したところ、大きな反響がありました。そこで、緊急解説第2弾の記事を公開します。
今回は、Clubhouseの使い方から招待のやり方、招待枠を使わずに招待する方法、注意点までまとめました。よくまとまってたら、他の方も見れるようSNSシェアお願いします!
なお、先日に公開した記事がこちら。
「話題沸騰の音声SNS「Clubhouse」の謎に迫る – Clubhouse歴5ヶ月のユーザーに聞いた」でして、Clubhouse創業者の友人から招待を受け取り、すでに5ヶ月以上使っている起業家のジェイさんにインタビューしています。
Clubhouse(クラブハウス)とは?
2021年1月から日本でも普及した音声チャットアプリ。「音声版Twitter」とも呼ばれています。アプリが誕生したのは2020年なので、新しいSNSです。
音声SNSでいうと、すでにVoicyやPodcast、stand.fmなどがありますが、Clubhouseはそれらとは雰囲気が違います。
具体的には、コンテンツがプラットフォーム上に残らず、ライブ配信のみなのが特徴です。さらに、一人で一方的に配信するというよりも、複数人で雑談することでより認知を広げやすいプラットフォームになっています。
このあたりの特徴も踏まえて、使い方をみていきましょう。
Clubhouseで友人を招待する方法
Clubhouseは、多くのSNSのように自由に参加することができません。
一人あたり2人まで招待ができるので、参加するためには、誰か参加している人にこの招待枠をもらう必要があります。
注意点:Androidはまだ非対応です
記事執筆時点では、Androidに対応していません。そのため、iPhoneかiPadを用意する必要があります。
kindleの読書用端末にもできるので、どうしても参加したい方はメルカリで中古のiPadを買うのもいいかもしれません。
Clubhouseで友達を招待する方法
Clubhouseに参加する方法としては、まず招待したい人を電話帳に登録します。
その上で、アプリ上の画面上部のメールアイコンをタップします。
すると、連絡先が読み込まれるので、招待したい人をタップします。
なお、このときに設定で連絡先のデータを読み込むことを許可する必要があります。
(画像の赤枠部分です!)
Clubhouseで招待枠を使わずに招待する方法はないのか
ここまでみると、「裏技ないのか?」と気になる方もいるでしょう。
実は、招待枠を使わずに参加できる方法があります。
- 招待する/される側相互に電話番号登録する
- App Storeからアプリをダウンロードする
- 基本情報を登録して、招待待ちの画面まで進める
- 待機画面で24時間経過させる
この状態で24時間が経過すると、既存ユーザー側に「Let them in!」の通知がくるとのこと。ここで承認してあげると、参加することができます。
Clubhouseの招待枠は増えないのか
実は参加して数日経ったり、活発に利用することで招待枠が増えます。
この記事を書いている廣山の経験だと、参加後3日後に3人分の招待枠が追加されました。
また、Twitterを見ている限り、活発に使っている人が10人分の枠を獲得していたりしたので、使えば使うほど招待できる人数が多くなるようです。
聞く専で増えている人もいるので、利用頻度に関係がありそうですね。
また、フォロワー増加と関係あるのでは?といっている人もいます。
- ルームに参加する
- ルームをつくってモデレーターになる
- 他の部屋に参加してスピーカーになる
- 毎日継続的にログインする
このあたりはすぐにできそうですね。
とはいえ、1人あたり2人以上増やせるので、指数関数的にユーザーが増えます。
なので、心配しなくてもいずれあなたのところまで回ってくるでしょう。
Clubhouseの基本的な使い方
まずは「誰かが作ったルームに入る」、そして「ルームをつくる」ができればOKです。
Clubhouseで誰かが作ったルームに入る方法
参加に関しては超カンタンです。
自分がフォローしている人など、トップページにでてきたものをタップするだけ。
スピーカーとして引き上げてもらいたいときは、挙手をするとルームのモデレーターに引き上げてもらえたりします。
モデレーターの方が許可しないとスピーカーにはなれないので、ここは信頼関係や運が必要ですね。
インフルエンサーが質問する人を募集する際などがあるので、ぜひ挙手してみてください。
Clubhouseで自分がルームを作る方法
こちらも基本的には簡単で、画面下部の「Start a room」をタップすればOKです。
すると、「Open」「Social」「Closed」の3種類がでてきます。
- Open:誰でも自由に入ってこれます
- Social:自分がフォローしている人だけ入ってこれます
- Closed:自分が選んだ人だけ入ってこれます
この3種類があります。
基本的には、「Open」でいいと思いつつ、自分でテストしてみたいときや一般公開NGな情報などがあるときはクローズドにすればOKです。
Clubhouseのルームから退出する方法
こちらはルームに参加した状態で、画面下部の「Leave quietly」をタップすればOK。
もう少し詳細なClubhouseの使い方
ここまでで基本的なClubhouseの使い方がわかったと思うので、もう少し深堀りした使い方をまとめていきますね。
ルームのスピーカーに希望者を呼ぶ
モデレーターとしてルームを作成した人は、スピーカーとして参加者を登壇させたり、モデレーター権限を付与したりすることが可能です。
予定されたルームで通知をかける
トップページ上部の「カレンダー」アイコンをタップすると、「UPCOMING FOR YOU」というタブが開かれた画面が見えます。
この画面では、あなたにおすすめの開催予定のルームが表示されます。
「UPCOMING FOR YOU」をアップすると、ほか「ALL COMING(すべての開催予定のルーム)」や「My Events(自分がつくったイベント)」などが表示されます。
ルームを予約する
このカレンダーアイコンを押した画面で、さらに右上のカレンダーアイコンをアップすると、「NEW EVENT」という画面が出てきます。
ここで、
- Event Name
- With(あなたです)
- Add a Co-host or Guest(一緒に登壇する方)
- Date
- Time
- Description(どんなイベントですか?)
などを記入して、右上の「Publish」をアップするとイベントを公開する事が可能です。
通知はどこからくるか
通知はメールアイコン、カレンダーアイコンの隣、ベルアイコンが該当します。
「フォローされた」や「フォローしてる人がこんなルームを予定しています」などが通知されます。
Clubhouseを使う上で注意すべきポイント
今後のアップデートで解消されるかもですが、現時点での注意点をまとめておきます。
名前は1度しか変えられない
こちらは要注意です。
普段SNSで実名以外で発信されている方は、姓名のところで変なところで切ったりしないように注意しましょう。
悲しい声をよく見ました。なお、日本語にもできます。
連絡先を同期するので、過去の知人にアカウントを見られる可能性がある
ここはTwitterなど他SNSと違うところです。
顔出し・実名で使用することを想定しています。
この記事を書いている廣山も、偶然見つけた高校時代の友人の壮絶な近況を知りました…笑
「してはいけない会話」もある
他人の知的財産権を侵害するコンテンツや、下品やわいせつな会話はNGで、アカウント消される可能性もあります。
イメージとしては、公共の場です。
録音、メモも禁止
これはユニークな規約ですが、NGとなっています。
オフレコ前提の雑談なので、あくまで聞いた話は秘密というスタンスみたいです。
Clubhouseで知った情報を勝手に記事とかにするのは要注意です。
利用規約からも引用してみます。
関係するすべてのスピーカーの書面による同意なしに、会話のいかなる部分も録音すること。
record any portion of a conversation without the express written consent of all of the speakers involved.
(引用元)
コミュニティガイドラインでは、下記のようになっています。
事前の許可なく、クラブハウスで得た情報を転写、記録、その他の方法で複製、共有することはできません。
You may not transcribe, record, or otherwise reproduce and/or share information obtained in Clubhouse without prior permission.(引用元)
Clubhouseを有効に使って、影響力を高めよう
最後に、Clubhouseのもつポテンシャルについてです。
配信者側もハードルが低い
外見の準備が不要なため、配信者側も参加のハードルが低いです。
YouTubeを撮るとなると、どうしても化粧や機材の準備が必要ですからね。
今後も残っていくプラットフォームになると思います。
今までないコラボレーションが生まれている
この記事を書く廣山が見ている限り、今までのSNSではあまり関わりのなかった業種の方々がコラボレーションして、共演されています。
そうすることで、今までリーチできなかった層のフォロワー獲得も可能になります。
音声だけに、親近感がある
Clubhouseは音声SNSなので、「Twitterだけだと、距離感が遠い」「YouTubeみるのは少し重い」こういった距離感の人の配信でも、気軽に聞き流しやすいです。
そして、一度聞くと妙に親近感がわいて、ファン化しますね。
一人ひとりに深く響かせる発信も可能
また、ブログやYouTubeなど資産化するコンテンツとは違ってアーカイブされないライブ配信です。
そして、参加者を個別にスピーカーとして登壇させられるので、一人ひとりに響かせにいくような運用も可能です。
このあたり、ビジネス活用を考えている方にとっては新たな可能性だと思います。
ということで、今回はClubhouseの使い方と可能性についてまとめてみました。
うまく使えば、新規ファンの獲得や「今までSNSでつながってはいたけど、交流はそんなになかった」という仲間とも交流を深められます。
友好関係ががオフラインではなく、オンラインから広がっていく現代にあったツールですね。
「ガイアックス22周年記念パーティ」はClubhouseで行いました
ガイアックス代表の上田がモデレータとなって、数々のゲストの方をお呼びし、みなさんのご活躍の様子を聞く会を行いました。
法人でClubhouseイベントを行っているのもまだ珍しいと思います。
▼ 開催日時/場所
2月3日(水)21:00〜@Clubhouse
▼ Facebookイベントページ
https://fb.me/e/49w8vMZPO
さらには、本配信では、Androidの方でも音声を聞けるよう、ClubhouseからSteamYardに接続し、それをFacebook LIVEでも視聴できるようにしました。
このような企業イベントのオンライン配信サービスは、専門チームの「オンライン配信サービス」から承っています。
専門機材と専用会場、専門スタッフが揃っていますので、オンラインでのPRイベントやオフラインとZoomなどを使ったハイブリッドイベント開催を考えている担当者の方は、ぜひ無料相談お願いします。
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