こんにちは!19卒内定者で採用チームでインターンしている中津花音です!
数ヶ月前まで【Gaiaxの選考を受けていた私】が実際に知りたかった・疑問に思っていたことを中心に、主に【Gaiaxの仲間になりたいと思っている人】に向けて、「Gaiaxの選考であるあるな疑問やお悩み」を現場に突撃しながら解決していく連載ブログです。よろしくお願いします!
今回のテーマは、『いずれ起業したい』という気持ち。
就職せずに起業するか、就活して経験を積み将来起業するか、社内で新規事業を起こすか・・・。幾つもの選択肢がありますよね。
Gaiaxには、「スタートアップスタジオ」という新規事業開発を行う組織があります。(起業を考えている・面白いアイデアを持っている方はアイディア創出&事業化プログラムをチェック!)
そこには、18卒の新卒社員でもあり、起業しCEOでもある人がいます。新卒で社長ってどういうこと?新規事業をするって実際どんな感じなの?なんでGaiaxなの?
そんな、Gaiaxにエントリーする学生にあるあるな疑問を、学生代表として、Gaiax社員の方に突撃インタビューしてきます!
山田晃平
2018年4月に新卒でガイアックスに入社。スタートアップスタジオでの4つの新規事業の検証を経て、同年7月に株式会社テックピットを設立し、代表取締役に就任。サービスを作りながらプログラミングが学べるプラットフォーム、「Techpit」を公開。
中津 早速ですが、18卒の新入社員でもあり、社長でもあるダンさん(山田さんの呼び名)って、どんな人なんですか?
世の中の変化に興味があった
山田 大学1年生の時にインターン生として旅行系のスタートアップで働きはじめたことで、初めて起業やプログラミングに興味を持ちはじめました。その会社が当時社員10人とかなのにユーザー数が20万人以上いて、単純計算で1人が2万人に影響を与えているってこれはすごいなと思ったのがきっかけです。一方でどうやったら自分もそんな急成長するサービスを作れるのかなと考えていたときに、「グロースハッカー」という職種をたまたま見つけました。僕もそんな急成長するサービスを作れるようになりたいといった思いから、グロースハックのノウハウを体系的に身に付けたいと思いグロースハックのコンサルを行う会社でインターンをはじめました。
中津 ダンさんはインドで働いていたんでしたっけ?
山田 そうですね。世の中がどうなっていくのかへの興味が強くて。ITだったら今後はインドだと思っていた時に、その会社がインドと取引をしていたので、チャンスだと思ってインドに渡航することをお願いし、インドにある世界シェア2位のA/Bテストツールの開発元の会社で仕事をしながらプログラミングも学びました。
山田 ただ、働き始めて1週間で「You are useless.」と言われてしまいました。英語も流暢に話せず、コードもまともに書けなかったので。その悔しさからとにかく働きました。最終的にはもっと一緒に働きたいと言われるくらいの仲間になることができました。ちなみに来週も当時のインド人の上司の結婚式に参加するためにインドに行きます笑
中津 馴染んでますね(笑) 帰国してからはどうしたんですか?
山田 帰国して、将来的に起業したいなとは思いつつ、アイデアもなくすぐに起業には踏み出せなかったため、事業立ち上げの力をつけたいと思い、新規事業作りに関われそうな企業をメインに就活を始めました。そのとき、当時のインターン先の社員さんから紹介されたのが、ガイアックスの社長である上田さんが話す起業家のキャリアに関するトップセミナーでした。
(今年のトップセミナーに参加してみたい方はこちらからどうぞ!)
中津 そこでGaiaxと出会うんですね!紹介された当初はどんな印象でしたか?
山田 起業家輩出企業と知っていたものの、何をやっているかよく分からず、正直ピンと来ませんでしたね。でもそれが、行ってみたら面白かった。起業家輩出企業である謎が解けたんです。
Gaiaxの面白さに気づく
中津 トップセミナーへの参加で、Gaiaxの見方が変わったんですね。そこから、Gaiaxへの入社の決め手となったのは何だったんですか?
山田 決め手となったのは、Gaiaxの人と文化が面白かったことです。15人くらいの社員と話をしたのですが、みんなそれぞれの使命感を持って働いているなと感じました。話をした人全員が自分のやりたいことを明確に持っていて驚きました。また、制度もすごい面白くて。他社の多くは新規事業を起こした場合、自分では株式を持てずに子会社社長となりますが、カーブアウト制度といって事業を起こした経営陣が一定比率株式を保有出来るので、起業と就職の間のおいしいとこどりができるなと思いました。それが可能になっているフリーフラットオープンなGaiaxの文化って面白い、と思いました。もともと就活をしていた時は、就職して新規事業立案なんかして、何年か働いて起業するという予定でした。でも、普通の環境にいても追い込めないと思っていて。新卒の7割が起業するような、みんなが起業するような環境だったら自分を追い込めるなと思い、決断しました。
一足先に偶然のチャンスが舞い込んだ
山田 自分が内定者になった頃、ちょうどスタートアップスタジオ(以下スタジオ)ができて。新規事業をやってみないと始まらないっていう時だったんです。チャンスだと思い、1月からスタジオでのインターンを始めました。事業を手伝いながら、立ち上げプロセスを学んでいきました。入社し、4月にはベビーシッターの事業を考えて取り組んだのですが、難易度の高さからストップしました。
中津 3ヶ月という短い期間に、いくつもの事業立ち上げに関わったんですね。
山田 そうなんです。現在CEOを務めるTechpit Market は6月から始めました。スタジオでは2週間に1回アイデアを出す場があるのですが、そこでプレゼンが通って検証することになり、7月には法人化しました。
山田 最初は、エンジニアに質問ができるサービスを考えていたのですが、検証を進める中で、ニーズはあるもののコストバランスが合わず方針を転換することになりました。そして7月末に、サービスを作りながら学べるプログラミング学習教材のマーケットプレイスという現在の形に方向転換しました。
中津 仮説検証はどのように進めていたんですか?
山田 Twitterを用いた仮説検証を行いました。サービスのプロトタイプをツイートしたら1,000RTと5000以上のいいねが集まりました。その反応で一定のニーズがあるなと判断してサービス開発を開始しました。
サービスをつくる楽しさを味わえるプログラミング学習を届けたい
中津 改めて、Techpit はどんなサービスなんですか?
山田 サービスを作りながら学べるプログラミング学習教材のマーケットプレイスです。エンジニアがプログラミング学習者向けに教材を販売し、プログラミング学習者は幾つもある教材の中から自分が作ってみたいサービスを作れる教材を購入し、作りながらプログラミングを学ぶことができるというものです。
中津 Techpit を立ち上げる背景には、どんな想いがあったんですか?
山田 自分自身がプログラミングを勉強していた時、サービスを作り上げた時が一番楽しかったんです。そしてそのサービスを友達に使ってもらった時の喜びが原体験になっています。自分が作ったサービスを親しい誰かに使ってもらう楽しさを多くの人に知ってもらいたい!という想いがあります。
また、プログラミング教育市場はプレイヤーが多く、一見レッドオーシャンに思われることが多いけれど、未来から逆算するとまだまだガラ空きだと思っていて。例えば、中津さんは、英語を勉強しようと思ったらどうします?
中津 うーん、目的に合わせて勉強方法を選びます。ビジネス英会話ができるようになりたかったらそのための教室に通うし、旅行で使える日常会話ができるようになりたかったら会話のフレーズを覚えられるような単語帳を買います。受験勉強をしていた時は、教科書とワーク教材を中心に勉強して、分からないことが出てきたら近所の英会話教室に行って直接質問してましたね。
山田 そうやって色んな方法で身につけていきますよね。今はプログラミングの勉強と言えば、まずは文法を学ぶのが当たり前な感じがありますが、実際のエンジニアになるためにはそれだけでは学習教材として足りないと思っています。近い将来、プログラミングは義務教育化されて、今の英語学習と同じような未来になっているはずなのに、今は学習方法がどれも文法を学ぶのがメインで選択肢がないんです。英語学習だったらいろんな学習方法があるのに、プログラミングはまだ学習方法の幅がない。Techpit Marketを使って、実際のサービスを作りながら学ぶという学習方法の選択肢が増えたらと思っています。
中津 Techpitのこだわりはありますか?
山田 CtoCにしている理由があります。プログラミングには、新しい言語が生まれたり、バージョンの変化が起こったりするんですね。ユーザーが教材を上げていくことで、既存のBtoCのプレイヤーでは追いつけないような、時代の変化のスピードに追いつく学習教材のマーケットプレイスになると思っています。
中津 なるほど。普段プログラミングを用いて活動されている方が、一番の先生ってことですね。それでは最後に、今後への意気込みをお願いします!
山田 今後はさらに多様な学習ができる場になるよう、テックピットを拡大していきたいと思っています。プログラミング教材サイトTechpit、よろしくお願いします!
まとめ
Gaiaxのスタジオで事業立ち上げを学びながら、短期間で事業を立ち上げることができた。
Techpit Market には、「自分が作ったサービスを親しい誰かに使ってもらう楽しさを多くの人に知ってもらいたい!」という想いが込められている。
12/15,16に、アイディア創出&事業化プログラムを開催します!
ここでは、株式を保有した会社代表になるチャンスがあります。参加者をお待ちしています!
中津の編集後記
ダンさんの大学時代のお話を聞いて、その中での経験から生まれた想いののったサービスなんだと知ることができました。
以前のダンさんのように、いずれ起業を考えながら就活をしている人や、起業か就活かと悩んでいる人に、Gaiaxのスタジオを新しい選択肢として知ってもらえたら嬉しいなと思います!
Gaiaxのこんなことを知りたい!という声を受け付けています!よかったら知りたいことを教えてください(こんなことが知りたい!アンケート)。
次回もお楽しみにー!