株式会社ガイアックス(本社:東京都千代田区、代表執行役社長:上田祐司、証券コード:3775、以下ガイアックス)の新規事業創出・育成組織スタートアップスタジオは9月25日から、昨年度に開校し自立型の教育に力を入れている中高一貫校ドルトン東京学園(東京都調布市)にて、中学生向けの起業家育成プログラム「ガイアックス特別ラボ起業ゼミ」を本格始動させ、通年で行います。
今年7月9日、15日、16日の3日間で実施した「起業ゼミ」体験授業で生徒たちが出した事業アイディアを元に、仮説のテストと検証を素早く行える「仮説検証のレクチャー」を提供し、より長期的に中学生の新規事業作りに並走します。生徒が考えた事業アイディアについてターゲット顧客にインタビューし、ヒアリングしながら検証する機会を作ることで、学生起業をより身近で現実的なものにすることを目指します。第一期の最後には生徒が事業アイディアを発表し、ガイアックスのスタートアップスタジオ責任者が出資を検討いたします。
10月9日(金)にはメディア向けに「起業ゼミ」を公開し、起業ゼミの参加生徒がターゲット顧客に電話でアポイントを取り、インタビューするレクチャーを受ける様子を取材可能です。
通年での「起業ゼミ」の概要
開催日程:
〈第一期〉
9月25日(金)〜11月28日(土)
※詳細は下記スケジュールに記載
※いずれもドルトン東京学園が開校以降行う生徒主体の学び「ラボラトリー」(学校内外のさまざまな“先生”のもとで自ら学びを深め、定着させる場所・時間)を活用して実施。
〈第二期〉
12月4日(金)から開始予定
対象:ドルトン東京学園中等部の生徒(定員25人)
講師:起業家へのアドバイスや投資判断を担当しているスタートアップスタジオ責任者、スタートアップスタジオ所属の起業家及びスタッフ
「起業ゼミ」第一期のスケジュール(予定、時間はいずれも13:45~15:25)
日程 | 場所 | 授業内容 |
9月25日(金) | ドルトン東京学園 | 「仮説レクチャー」 ①ビジネスモデルの確定 ②ターゲットユーザーの検証 |
10月2日(金) | オンライン(Zoom) | 「グループワーク」 レクチャーを元に各自作業、オンライン上でのグループワーク |
10月9日(金) | ドルトン東京学園 | 「検証レクチャー」 ①アポイントメントの取り方 ②ヒアリング・インタビューの仕方 |
10月16日(金) | オンライン(Zoom) | 「検証(1)」 生徒は実際に校外及びオンラインでのヒアリングやインタビューを行う ※オンライン上でのグループワーク、講師陣への相談受付もあり |
11月6日(金) | オンライン(Zoom) | 「検証(2)」 10/16と同内容 |
11月13日(金) | ドルトン東京学園 | 「ピッチのレクチャー」 ①ピッチ(事業アイディアのプレゼンテーション)資料作成レクチャー ②起業家が実際にピッチを披露 |
11月27日(金) | ドルトン東京学園 | 「ピッチ審査」 ①生徒がグループに分かれてピッチを行い、生徒間で相互審査 ②次の日に行う全体ピッチ大会に登壇する生徒を選抜 |
11月28日(土) | 株式会社ガイアックスオフィスGRiD | 「ピッチ大会」 予選で選ばれた生徒(6名程度選抜予定)のピッチ大会。スタートアップスタジオ責任者の判断で、5万円の事業継続費用を出資 |
取材をご希望の方は、お手数ですがメールにてお申込みをお願いいたします。
日時:2020年10月9日(金) 13:45~15:25(13:30受付開始)
会場:「ドルトン東京学園」東京都調布市入間町2-28-20
小田急線「成城学園前駅」より小田急バス:約6分
京王線「つつじヶ丘駅」より小田急バス:約12分
ドルトン東京学園(中等部・高等部)とは
2019年4月、米国の教育家ヘレン・パーカーストが提唱した学習者中心の教育法「ドルトンプラン」を実践する場として開校。自分の学びの設計をサポートする「アサインメント」、自分で決めたテーマを計画的に追求する「ラボラトリー」、生徒主体の活動を通じて協働する力を育む異学年コミュニティ「ハウス」という独自の取り組みにより、生徒の自主性と創造性を引き出し、アクティブラーナー(自律的な学習者)へと成長させることを目標としています。新型コロナウイルス感染拡大以前からオンラインを活用した双方向型の授業や課題の提出を行い、コロナ収束後もオンラインを活用した教育活動を前向きに検討しています。
公式サイトURL:https://www.daltontokyo.ed.jp/
通年での「起業ゼミ」の狙い
- 中学生という早い段階からビジネスに触れる機会を増やすことで、「起業家」を含めた幅広い進路選択を可能にします
- 第一期、第二期、と定期的に参加者を募集し、通年でのサポートを実施することによって学生起業の環境を整え、若手起業家の卵をさらに積極的に育成することを目指します
- 生徒の事業アイディアを正式に出資対象にすることで、熱意ある学生と事業を共創する機会を創出します
「起業ゼミ」本格始動の狙いや展望ついてコメント
佐々木 喜徳
ガイアックス技術本部長/スタートアップスタジオ責任者
7月の体験授業では、参加生徒が大学生と遜色ないレベルで事業アイディアを考えていて驚きました。革新的なサービスをつくるには新しい課題を見つけて独自価値を生み、自ら学んでいくことが大事です。本格始動するこのゼミを通して、中学生から勉強することの意義を意識し、さまざまなスキルを持つ大人と積極的に会ってほしいですし、良いアイディアがあれば積極的に出資したいです。
木之下瞬
ドルトン東京学園中等部・高等部「起業ゼミ」担当/生徒部長
体験授業に参加した生徒からは「学校の先生以外の専門的な知識を持っている大人から学べる授業は楽しいし、そこから自分の考えも広がっていく」「自分の考えを伝えるのは難しいが、起業への関心はさらに高まった」など前向きな感想を多く聞くことができました。本格的な起業ゼミのスタートによって、社会課題を捉える視座や事業アイディアを形にするためプログラミング、数学、そして意見を論理的に組み立てる力など必要な知識やスキルを積極的に学ぶきっかけにしてほしいです。何よりこのような授業を上手く活用し、実際に投資を勝ち取ってほしいと思います。
ガイアックス「スタートアップスタジオ」について
「人と人をつなげる」をミッションとして掲げているガイアックスでは、AirbnbやUberなどに代表されるようなシェアリングエコノミー(CtoC)事業の新規立ち上げに注力しています。
この分野で新しい未来を創りたい人を支援し、初期の事業検証から出資後のハンズオン支援までおこなう組織が「Gaiax STARTUP STUDIO」です。ガイアックスのスタートアップスタジオは、リーンスタートアップをベースとして以下の特徴を持ちます。
- 若手に特化
- 直近半年にスタートしたファウンダーの8割が、現役学生〜新卒3年目
- 超シード期からの支援
- 事業プランがまだ定まっていなくとも、有給インターンをしながら、事業アイデア探し〜初期検証が可能
- ファウンダーは社外と社内のハイブリッド型社外からのファウンダー採用だけでなく、ガイアックスの社員もファウンダー対象。社内人材の場合、何度もトライする中で、成功確度を上げられる
これまでの支援実績
農業人材のシェアリングを行う「株式会社シェアグリ」(https://sharagri.studio.design/)や、好きなタレントへオリジナルのビデオメッセージを依頼できる事業を行う「株式会社オクリー」(https://okuly.me/)など過去11件の創業を支援。これまで約300件のアドバイスをしてきました。
株式会社ガイアックス 概要
設立:1999年3月
代表執行役社長:上田 祐司
本社所在地:東京都千代田区平河町2-5-3 Nagatacho GRiD
事業内容:ソーシャルメディアサービス事業、シェアリングエコノミー事業、インキュベーション事業
URL: https://www.gaiax.co.jp/
本件に関するお問い合わせ先
株式会社ガイアックス スタートアップスタジオ広報 PR 窓口(ベンチャー広報内) 堀北未来
TEL:090-8039-5816 MAIL:horikita@v-pr.net