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『ICTがより広く活用される社会へ。経験を武器に無限の可能性をカタチにする』小倉直樹(ICTソリューション事業部)

最終更新: 2022年3月15日

私たちガイアックスは、“使命で動く” というPhilosophy (経営哲学/企業理念) を持っています。使命で動くとは、世の中の課題を自分ごととして捉え、ビジョンや問題意識を打ち出し、ムーブメントを生み出すことで社会を巻き込み実現すること。そんなガイアックスメンバーの様子を連載で紹介していく「使命で動くシリーズ」。どうぞご覧ください!

今回インタビューしたのは、ICTソリューション事業部の小倉直樹(おぐら なおき)さん。

ここ数年で「ICT」という言葉を目にしたり耳にする場面が急速に増えてきましたが、ICTを活用することで私たちの生活や仕事にどのような変化が起こるのでしょうか。ガイアックスのICTソリューション事業部でプレイングマネージャーとして活躍する小倉直樹さんにお話を伺いました。
小倉さんは仕事をする上で、必要とされていることは「何でもやる」ということを大切にしていると語ります。後半では、そんな小倉さんの使命に迫っていきます!

Naoiki.Ogura

小倉 直樹
株式会社ガイアックス ICTソリューション事業部

ガイアックス以前は、Web制作会社にて10年間Webサイトの制作から運用・システム開発のプロジェクトマネージャーやディレクター、デザイナー、プログラマーなど一通りの仕事を担当する。2013年にガイアックスに入社し、引き続きWebサイトの制作や運用の担当を行っていたが、以前から興味のあったインフラ構築・運用の担当になり現在に至る。

ICTは人同士のコミュニケーションの可能性を広げるもの

ー まず、そもそもICTって何ですか?

正式名称はInformation and Communication Technology、つまり情報とコミュニケーションの技術という意味です。
シンプルに言うと、ITを使って人と人との繋がりを広げていくことだと思っていて、SNSやメール、通販サイト、Web会議、最近話題になったClubhouseなんかもICTだと言えますね。

ー ITやIoTとの違いがよくわからないです…。

ITは情報技術そのもので、IoTは家電などのモノがインターネットと繋がる仕組みや技術のことを指しています。
ICTはITをどう活用するのかといった、使い方も含めたものだと考えるとよいかと思います。
ICTという言葉は以前からありましたが、これまでは単純にITという括りで使われることが多かったのだと思います。

ー ICTソリューション事業部では何を扱っているんですか?

私たちICTソリューション事業部は、Webサイトの制作やシステム開発、サーバーなどのインフラの構築・運用も含め、ITを使った様々なものがどのように今後の人の生活や社会に関わっていけるかを試行錯誤していく部署だと思っています。
私の所属しているチームはインフラの構築・運用を行っており、これまで培ってきた豊富なノウハウを元にAWS(*1)を主軸としたサービスを提供しています。
インフラの構築・運用はサービスを作る上では欠かせないとても重要な部分で、サービスによっては1分1秒でも止まってしまったら困るというようなものもあります。
クライアントによって要望の内容は違いますし、必要な技術も異なってきます。そういった状況において、私たちの部署にはベテランが多く経験値の高いメンバーが揃っているので、これまでの経験を生かしてお客様と対話ができるのはチームとしての強みだと思います。

(*1)Amazon Web Servicesの略。Amazon Web Servicesとは、Amazon.comにより提供されているクラウドコンピューティングサービスの総称。

ー 小倉さんはICTを活用したどのような未来に期待していますか?

ITにはある意味無限の可能性があると思っていて、今後さらに生活に欠かせないものになっていくだろうと考えています。
今は音声や文字が主なコミュニケーション手段になっていますが、ITを使った新しい手段が出てくるかもしれませんよね。人間同士でもまだまだわからないことも多いと思いますが、ITを使って違ったコミュニケーションの変革が起きる可能性もあると思っています。
もっと色々なことがITでできるようになるはずだと思うので、その時に自分が携わっていたいという気持ちはありますね。

『ICTがより広く活用される社会へ。経験を武器に無限の可能性をカタチにする』小倉直樹(ICTソリューション事業部)
『ICTがより広く活用される社会へ。経験を武器に無限の可能性をカタチにする』小倉直樹(ICTソリューション事業部)

プレイングマネージャーとして手を動かし続ける

ー 現在はチームの中でどのようなお仕事をされていますか?

私はプロジェクトマネージャーやプロジェクトリーダー、ディレクターなど、進行管理の役割を担うことが多いです。エンジニアというよりはディレクターと名乗ることが多いですね。
クライアントとエンジニアやデザイナーとの間に入って、外と中とを繋げてうまくコミュニケーションを取れるように調整しています。

ー ガイアックスには「使命で動く」というフィロソフィーがありますが、小倉さんの使命について教えてください。

私はクライアントと直接やり取りすることが多いので、クライアントは何を望んでいて何が必要なのか、そこを常に意識しています。
その前提があった上で、大切にしているのは「何でもやる」ということでしょうか。
決めた枠の中だけでやるのもいいとは思いますが、私の場合は、その時に求められている必要なことなら苦手なことでも何でもやります。
単純に色々なことに興味がありますし、クライアントと直接やり取りする中で、自分で答えられないことがあるとその分ロスが生まれてしまうのが嫌なんです。
深いことは専門知識のある人に確認しますが、そうでない部分は自分で判断できるようになっていた方が物事が早く進みますからね。目の前のクライアントが求めていることに対応できるように、一歩先ではなく半歩先から現在を見て必要なことを吸収している感じです。
学びながら仕事を行うことは大変な時もありますが、仕事である以上、関連することには何にでも興味を示していきたいですね。
また、私はプレイングマネージャーであり続けたいと思っているので、自分でも手を動かし続けますし、マネジメントも行います。
上田さん(ガイアックス代表執行役)も「効率は愛」と言っていますが、自分で判断できるものを増やすことで効率が良くなり、結果にも繋がることになると思っているので、このスタイルはこれからも変わらないと思います。

ー クライアントによって求めていることが違うから、それにスピーディーに対応するために幅広く吸収されているんですね。

そうですね。私が「何でもやる」のはクライアントのためでもありますが、色々なことを吸収することでチームメンバーとも話がしやすくなると感じています。
話が通じない場合に「この人に言っても無駄だな」と思われてしまってはもったいないので、自分が幅広く色々なことを知ることで、チームメンバーとのやりとりも円滑になっていくんじゃないかなと思っていて。
苦手でついつい後回しにしてしまうものでも、なるべく止まってしまわないように少しでも進めることを意識すれば、やっている内にどうにかなっていくものだと考えています。

ー お仕事をされていて楽しいのはどんな時ですか?

私の場合は、目の前のタスクをこなすことで達成感を得ているのかもしれませんね。
結果も重要なんですが、やること自体に意味があるのかもしれません。
だからこそ自分で何でもやろうと思いますし、それがクライアントの希望を叶えることにもなるので、1つずつ対応して解決していくことがモチベーションになっているのかもしれないです。自分から何かをするというよりは、誰かの要望を聞いて、それをどうにか叶えようとする時にやる気が出るのだと思います。

ー 今後チャレンジしたいことはありますか?

目標を定めた方がいいという考え方もありますが、私の場合はあまり先のことは考えていないんです。目の前の必要なことにコツコツと取り組んで、積み上げていった結果が先のことにつながっていくのだと捉えています。
Webに限定しているつもりはなくて、もし全く新しい技術が出てきたとしても、自分にできる可能性があればやっていくでしょうし、必要なことをただやっていくという気持ちでいます。

ー 最後に、これまでに仕事を通して様々なことを学んできた小倉さんから、次世代を担う若者に向けたメッセージをお願いします!

経験は武器になる。これは絶対だと思います。
問題にぶつかった時にそれをどう解決していくか。経験のある人とない人とを比べたら、経験のある人の方がはるかに問題解決力があると感じています。
特に私たちの仕事は今までの経験を踏まえた上で解決策を導き出すことが多いので、経験があるとないとでは全然違うんです。
異業種で色々なことをやってみるのも1つの経験だとは思いますが、可能であれば同じ系統の中で経験を増やしていくのがベストだと個人的には思います。
とはいえ、社会人になって数年で自分の一生の仕事や目的が見つかるとも思ってはいないので、あまり深く考えずに最初は自分の興味があることにトライしてみたらいいのではないでしょうか。
若い人たちは地道なことが好きではないかもしれませんが、やればやった分だけ自分の強みになると思うので、ぜひ地道なこともやってみていただきたいなと思います。

ー ありがとうございました!

インタビュー・ライティング:黒岩麻衣

編集後記

小倉さんは中学生の頃にゲームをきっかけにパソコンに親しみ始め、高校生の頃には分解して組み立てたりしていたそうです。その頃からずっとパソコンやIT一筋で来られているので、一途ですよね。そんな小倉さんがこれからどんな可能性を形にしていくのか、ワクワクしています!

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小倉 直樹
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